2022-01-01から1年間の記事一覧
前回は頸城山塊から戸隠連峰を8日間かけて歩くというそれなりに長い行程の登山でした。そうした長い行程を概ね予定通りに歩き通す事ができたという点については満足だったものの、全体的に天候が優れなかったという事もあってか不完全燃焼の感が否めず、下山…
早い所で2022年も残す所僅か。この一年の間も様々な場所に赴き幾つかの山行記録を載せてきましたが、今回はその裏側。記事にはしていないものの並行して様々な日本酒を飲んでいました。 本来であれば一本一本丁寧に紹介していきたい所なんですが、流石にそこ…
2022年8月、御殿場口から富士登山に出掛けてきましたので、それに関する情報や記録などを掲載します。 但し富士登山全般の情報とするとネット上に溢れていると思うので、この記事は今回自分自身が登った御殿場口に関する解説や案内に特化したものと致しまし…
最終日は北信五岳の一つである飯縄山の登頂がメインの一日でした。未明の内に戸隠キャンプ場を出発して本日最初のピークである瑪瑙山へ。到着時点ではガスに覆われていたものの、前日のように濃くはなく時折太陽の輪郭線が浮かび上がる。故に好転に期待して…
この日は表題にも挙げている戸隠連峰、高妻山と戸隠山の縦走を目的とした一日でした。ベースキャンプの発着で大荷物を担がなくて済むのでボーナスステージのような位置づけの日だったのですが、360度の展望で有名な高妻山に近付くにつれてガスは濃くなる一方…
この日は黒姫山の山頂からスタート……日の出の時間まで暫く待機し、その後下山して戸隠キャンプ場に到着した時点ではまだ昼前。まだまだ時間的に余裕があったので、付近の戸隠神社を始めとした戸隠エリアの観光へと赴いたのでした。
頸城山塊の縦走を終え、日程的にも折返しとなるこの日は黒姫山への登頂がメインの一日でした。早朝に笹ヶ峰に下山した後、戸隠高原方面に向かうべく再び山間に分け入って行くものの、西登山道から黒姫山を目指すコースは意外にも険しく……。
西端の雨飾山から始まった頸城山塊の縦走。この日はその実質的な最終日で、東端の妙高山の登頂を持って遂に縦走を達成……しかし登山そのものはまだ終わりとはならず、次なる目的地である戸隠連峰方面を目指して笹ヶ峰へと一旦下山する事に。
予定通り金山に辿り着けなかったその翌日。この日も頸城山塊の縦走がメインですが、中盤に差し掛かるこの日は金山、新潟焼山、火打山といった核心部のピークを3つも乗り越えていくという極めてハードな一日でした。
長大な頸城山塊を縦走する際においての最初のミッションは薬師尾根からの雨飾山への登頂でした。登頂後は予定では更に主稜線を先へ進み、シゲクラ尾根から金山へと登り返すつもりでしたが、酷暑の中のシゲクラ尾根の通過は中々に厳しいものがあり……。
4月に氷ノ山に行って以来の登山となりました(間に日帰りの山くらいは登ってますが)。当初の予定では6月7月辺りにどこかしら登るつもりだったのですが、季節の変わり目で体調を崩してしまったり、戻り梅雨が中々明けてくれなかったりと、中々行けない日々が…
2022年8月、頸城山塊から戸隠連峰方面の縦走登山に出掛けてきました。この記事ではその時の情報や記録等を掲載しますので、実際に登る際の参考にして頂ければ幸いです。
氷ノ山登山という旅の主目的を果たし後は帰るのみとなった最終日。よって殆ど移動のみの一日ですが、時間の余裕が少しあったので篠山の観光を行いました。前泊した豊岡を出発して福知山まで山陰本線、福知山からは福知山線と乗り継いで篠山口、そこから更に…
登山三日目、出発から数えると六日目となるこの日は、今回の旅のメインテーマである氷ノ山への登頂を果たした日でした。 前日宿泊した大平頭避難小屋を未明に出発した後は稜線沿いに進んでいき、途中の赤倉頭にて日の出の見物。その後は赤倉山に登頂し、以降…
この日は兎和野高原から取り付き、氷ノ山、鉢伏山を目指して雪が残る稜線を延々と歩いた一日でした。 前日の宿泊地である兎和野高原で初っ端に入り組んだ道に迷いつつ十石山、瀞川山と登り進めますが、稜線上を通過する林道に辿り着いた地点で濃いガスの中。…
氷ノ山に向けて歩き始めた初日の行程は但馬中央山脈の峠越えがメイン。 前日、日が沈んだ頃に八鹿駅を出発した後、キャンプ場での一泊を挟んで西へ進み妙見山を目指して歩きました。実質的な登山口となる日畑集落からはかつての妙見信仰における参詣道とされ…
2022年4月、氷ノ山方面の登山に出掛けてきました。旅行全体の行程を扱った記事は別に設けていますので、当該記事では登った山に関しての簡単な紹介や実際に行かれる方向けの案内、各日程の概略、個別記事へのリンクを設ける程度に留めます。
三日目は前後を登山の日程に挟まれた観光主体の谷間のような一日で、宿場町の見物や神社仏閣巡りがメインとなります。 前日の大江山連峰の登山を終えた後に移動した西舞鶴からは小浜線に乗り、若狭湾に沿って小浜方面へ。途中の上中からバスに乗り換えた先、…
この日は大江山連峰の縦走登山がメインの一日となります。 先ずは前日到着した宮福線の辛皮駅から尾根上の普甲峠へ。そこから尾根伝いに大笠山、鍋塚、鳩ヶ峰、そして連峰の最高峰である千丈ヶ嶽と順番にピークを辿っていきました。 連峰西端の赤石ヶ岳の往…
移動日である初日は翌日の大江山連峰の登山に向けて移動に徹した一日でした。 殆ど電車に座りっぱなしでしたが途中、山陰本線の和知にて下車し駅近くの長老酒蔵にて山に担いでいく用のお酒の調達。それ以外にも大垣の駅前にある寿司屋でバッテラを買い込んだ…
2022年4月に北近畿方面へ登山旅行に出掛けてきました。メインの登山は京都府北部は大江山連峰、兵庫県と鳥取県の県境の氷ノ山と2箇所巡りましたが、どちらも概ね好天に恵まれ満足。その合間には神社仏閣巡り、酒蔵巡りといった観光要素も挟み、全体的にハイ…
この日は芸予諸島の大崎上島と大崎下島の散策がメインとなります。まずは今治港で朝一のフェリーに乗り込み大崎上島の木江港へ移動し、付近に残るかつて潮待ちの港町として栄えた時代の遺構を見物。その後は大崎上島最高峰の神峰山に登り展望を満喫、南部の…
登山を終え四国の観光を始めてから二日目。前日は高知県内、四国の南側を半周するような形で巡った後は愛媛県入り。前泊した宇和島を出発し、まずは宇和島藩から分知された伊予吉田藩の陣屋町である伊予吉田の街並みを軽く散策。次に街道沿いの集散地として…
五日間にも及んだ剣山系の縦走登山は若干の予定の狂いはあったものの無事に終わりを迎え、今回の旅行の主目的はひとまずの達成となりました。しかし数年振りに訪れた四国の地。折角の機会という事で以降は観光モード。宿泊地の阿波池田からは高知県に入り、…
前回記事『天守山地から御坂山地その5』からの続きです。 inuyamashi.hateblo.jp 六日間に及んだ天守山地から御坂山地までの縦走ですが、最終日はそのどちらでもない山域からの下山となりました。スタートの大沢山を出発すると前日から引き続き尾根伝いにボ…
前回記事『天守山地から御坂山地その4』からの続きです。 inuyamashi.hateblo.jp 長かった天守山地から御坂山地への縦走もいよいよ佳境となる五日目。御坂山地の最高峰である御坂黒岳への登頂がメインの一日であり、当初の計画では下山予定日でもありました…
前回記事『天守山地から御坂山地その3』からの続きです。 inuyamashi.hateblo.jp 四日目は御坂山地をひたすら東進する一日でした。前日足を止めた精進峠を出発してからは精進山、三方分山へ登り返す。そこから一旦女坂峠に下り、今回の行程中では地蔵峠に次…
前回記事『天守山地から御坂山地その2』からの続きです。 inuyamashi.hateblo.jp 三日目は天守山地を更に北上し本栖湖の外周。御坂山地との接続部にあたるエリアを縦走しました。まずは天守山地の最高峰である毛無山をスタート、タカデッキ、雨ヶ岳とピーク…
前回記事『天守山地から御坂山地その1』からの続きです。 inuyamashi.hateblo.jp 二日目は天守山地の縦走がメインの一日。長者ヶ岳を出発した後は最高峰の毛無山に向けて北上し、天狗岳、熊森山、雪見岳と難路扱いの区間を越えました。一般コースとの合流と…
いつか登ってみたいなと思っていた毛無山に行ってきました。 標高は2,000m弱と別段高い山という訳でもないですが、御正体山から杓子山、御坂山地と続く富士山を取り巻く一つの山地と考えると一際高いピークで、実際に奥秩父の山なんかから眺めたりすると大き…