山とか酒とか

登山やお酒を始めとした趣味全般を雑多に、また個人的に有用だと思った情報を紹介しています。

泊まり登山

大菩薩嶺から雁ヶ腹摺山その2(牛奥ノ雁ヶ腹摺山→黒岳→大峠→雁ヶ腹摺山→姥子山→金山峠→遅能戸バス停)

2日目となるこの日は引き続き大菩薩連嶺の縦走がメインの1日でした。前日行動終了となった牛奥ノ雁ヶ腹摺山を出発した後は南進して黒岳、そこから山域屈指の展望地として知られる白谷ノ丸を往復。その後は黒岳付近の分岐に戻り、そこから大峠、登り返して旧…

大菩薩嶺から雁ヶ腹摺山その1(大菩薩峠登山口バス停→丸川峠→大菩薩嶺→大菩薩峠→小金沢山→牛奥ノ雁ヶ腹摺山)

2023年5月に大菩薩嶺から雁ヶ腹摺山方面の縦走登山に出掛けてきました。 初日であるこの日は大菩薩嶺登山におけるクラシックな登山口である大菩薩峠登山口バス停から主稜線上にある丸川峠に登り、そこから尾根伝いに大菩薩嶺、大菩薩峠と進みました。その後…

恐羅漢山方面登山その3(聖山→高岳→聖湖→臥龍山→掛頭山→上荒神原バス停)

登山最終日となる3日目は高岳と臥龍山という、聖湖を間に挟んだ2つのピークの登頂がメインの一日でした。まずは前日宿泊した聖山の山頂から尾根伝いに高岳へ。山頂にてこの山域屈指の好展望を堪能した後は、聖湖の湖畔の樽床橋登山口に一旦下山。湖の外周の…

恐羅漢山方面登山その2(十方山→恐羅漢山→砥石郷山→餅ノ木峠→聖山)

恐羅漢山方面登山の2日目は今回の登山における主題である恐羅漢山の登頂をメインとした一日でした。前日宿泊した十方山にて日の出を見物した後は水越峠へ一旦下り、そこから双耳峰である恐羅漢山の対となるピークである旧羅漢山へ登り返し、そのまま緩い尾根…

恐羅漢山方面登山その1(駄荷バス停→十方山)

恐羅漢山方面登山の初日は十方山の登山がメインでした。前回記事にもあるように、午前中は西条の観光を楽しんでいたので、出発地である廿日市市吉和地域の駄荷バス停から歩き始めたのは既に15時。竜神湖の湖畔にある登山口に着いたのは日没迫った16時とかな…

【2023年4月】恐羅漢山方面登山についての情報と記録

2023年4月、中国山地の恐羅漢山方面の登山に出掛けてきました。旅行全体の行程を扱った記事は別に設けていますので、当該記事では登った山に関しての簡単な紹介や公共交通を利用したアクセス、各日程の概略、個別記事へのリンクを設ける程度に留めます。

【2023年3~4月】西中国山地登山旅行

2023年3~4月に中国地方への登山及び旅行に出掛けてきました。メインとなる登山は広島県と島根県の県境に位置する恐羅漢山とその周辺の山々で、今まで一度として足を踏み入れた事が無かった山域だったので新鮮味のある登山が楽しめました。 ただ全体的に見れ…

箱根外輪山その3(三国山→山伏峠→箱根峠→山中城跡→三島大社→柿田川公園→沼津駅)

箱根外輪山というテーマの登山の最終日は前日行動終了とした三国山から歩き始めとなります。これまでに引き続き外輪山の残りの区間を進み、途中展望地として整備された芦ノ湖レストハウスにて展望を堪能。その後、箱根峠に到達した事で長かった外輪山歩きを…

箱根外輪山その2(明神ヶ岳→矢倉沢峠→金時山→乙女峠→丸岳→箱根芦ノ湖展望公園→三国山)

この日は前日に引き続き、箱根外輪山を尾根伝いに歩み進めた一日でした。前日に行動を終えた明神ヶ岳を未明の内に出発した後は矢倉沢峠に一旦下り、箱根外輪山においての最高峰である金時山に登頂。天下の秀峰を標榜する山頂からの景色を堪能した後は乙女峠…

箱根外輪山その1(足柄駅→小田原城→塔ノ岳→明星ヶ岳→明神ヶ岳)

2023年1月に箱根外輪山の縦走登山に出掛けてきました。 初日のこの日は小田原の市街地近くの足柄駅より歩き始め、途中で小田原城を見物。そこから暫し住宅地の中を歩き、上水之尾用水溜池付近の登山口から取り付き最初のピークである塔ノ峰に登頂。以降は明…

岩櫃山ハイキング(矢倉駅→岩櫃山→岩櫃城跡→群馬原町駅)

前回、横川駅から旧碓氷峠、浅間隠山と経て長野原草津口駅まで歩き通した後、そこから吾妻線で少しばかり電車移動して岩櫃山の登山を楽しみました。標高僅か800mの低山、どちらかと言えば観光地のようなイメージがあったのでハイキング気分で登れるだろう………

旧碓氷峠から浅間隠山その3(高ジョッキ→須賀尾峠→長野原草津口駅)

3日目であり最終日となったこの日の最初の目的は、前日の内に登りかけた高ジョッキの登頂でした。出発時点では天気もいまいちで早々に下ってしまおうと考えたのですが、天気予報を見ると回復傾向との事。山頂にて暫く粘ってみると雲が抜けてくれて、ほぼ360…

旧碓氷峠から浅間隠山その2(鼻曲山→二度上峠→浅間隠山→浅間隠温泉郷→須賀尾峠→高ジョッキ)

この日は浅間隠山の登頂という今回の登山におけるメインとも言える一日でした。鼻曲山にて日の出を鑑賞した後は前日に引き続き尾根筋を氷妻山、獅子岩と辿り二度上峠へ。そこからの少々纏まった登り返しを経て辿り着いた浅間隠山の山頂は評判通りの好展望で…

旧碓氷峠から浅間隠山その1(横川駅→坂本宿→旧碓氷峠→留夫山→鼻曲山)

2022年12月に上信国境の浅間隠山方面の登山に出掛けてきました。 初日であるこの日は、鉄道においての碓氷峠越えの基地であった事で有名な横川駅から旧中山道に沿って坂本宿、旧碓氷峠上にある熊野皇大神社と辿る。見晴台からの展望を堪能した後は浅間隠山方…

鳥海山矢島口から長坂口その3(七ツ釜避難小屋→七高山→新山→御浜→笙ヶ岳→長坂道→遊佐駅)

停滞日の翌日は七ツ釜避難小屋を再出発した後、前日叶わなかった鳥海山(新山)の登頂。そして伏拝岳、御田ヶ原、笙ヶ岳と伝って進み下山するという行程。歩行距離25km、鳥海山の最高地点である新山の山頂から麓の遊佐駅までの標高差2,200mを一気に駆け下り…

鳥海山矢島口から長坂口その2(七ツ釜避難小屋→七高山→七ツ釜避難小屋)

この日は鳥海山を乗り越えて麓へと下る、それなりに長い行程の一日……となるはずの予定でした。しかし七ツ釜避難小屋を出発して七高山を登り詰めていく中で次第にガスが濃くなり始め、山頂に到着する頃には遂に雨……天気予報を見ると翌日は快晴との事だったの…

鳥海山矢島口から長坂口その1(鳥海荘→祓川→七ツ釜避難小屋)

月山の登山を終えた翌日は次なるピークである鳥海山を目指して距離を詰める、半分移動日のような一日でした。前日宿泊した酒田から羽後本荘、矢島と鉄道とバスを乗り継いで秋田県側の鳥海荘から歩き始めますが、そこから見える鳥海山はあまりにも遠くに聳え…

月山から六十里越街道その3(細越峠→田麦俣→大日坊→松根→弘法の渡し→下桂バス停)

六十里越街道の長い道程を辿るのが今回のメインとなります。旧街道という事で殆ど麓に近いエリアの山歩きとなった為、展望の良い区間が多かった前日と比べると全体的に地味な印象は拭えませんが、道中には大日寺や注連寺といった出羽三山信仰の遺構が随所に…

月山から六十里越街道その2(念仏ヶ原避難小屋→月山→姥ヶ岳→湯殿山神社→細越峠)

この日は月山の登頂という今回の登山においての核心となる一日でした。スタートの念仏ヶ原避難小屋から月山の山頂までは標高差1,000mものキツイ登り。登頂後も姥ヶ岳、湯殿山神社と足を進めていき、そこから更に今回の登山のもう一つのテーマである六十里越…

月山から六十里越街道その1(肘折温泉→小岳→念仏ヶ原避難小屋)

今回の旅のメインである月山の登山。その初日は肘折温泉から途中の念仏ヶ原避難小屋までの移動で行程としては短く足慣らし的な一日。スタートから歩き始めた肘折コースは鬱蒼とした樹林帯の中を進む地味な道筋が続きますが、その分人気は少なく自然本来の静…

【2022年9月】月山・鳥海山登山旅行

2022年9月、月山や鳥海山といった東北地方方面の登山旅行に出掛けてきました。この記事ではその時の情報や記録等を掲載しますので、実際に登る際の参考にして頂ければ幸いです。

御殿場口からの富士登山その2(七合目→剣ヶ峰→御鉢巡り→大砂走り→新五合目)

七合目で仮眠を取った後はいよいよ今回の本題である富士山への登頂となります。この日はスタートから好天で、日の出の鑑賞を終えた後は最高地点の剣ヶ峰への登頂、御鉢巡りと順調に進んでいきますが、いざ下り始めようとした段階で雲が増え始め、御殿場口の…

御殿場口からの富士登山その1(新五合目→七合目)

前回は頸城山塊から戸隠連峰を8日間かけて歩くというそれなりに長い行程の登山でした。そうした長い行程を概ね予定通りに歩き通す事ができたという点については満足だったものの、全体的に天候が優れなかったという事もあってか不完全燃焼の感が否めず、下山…

【2022年8月】御殿場口(御殿場コース)からの富士登山、情報と記録

2022年8月、御殿場口から富士登山に出掛けてきましたので、それに関する情報や記録などを掲載します。 但し富士登山全般の情報とするとネット上に溢れていると思うので、この記事は今回自分自身が登った御殿場口に関する解説や案内に特化したものと致しまし…

頸城山塊から戸隠連峰その8(戸隠キャンプ場→瑪瑙山→飯縄山→霊仙寺山→霊仙寺湖)

最終日は北信五岳の一つである飯縄山の登頂がメインの一日でした。未明の内に戸隠キャンプ場を出発して本日最初のピークである瑪瑙山へ。到着時点ではガスに覆われていたものの、前日のように濃くはなく時折太陽の輪郭線が浮かび上がる。故に好転に期待して…

頸城山塊から戸隠連峰その7(戸隠キャンプ場→高妻山→乙妻山往復→戸隠山→戸隠神社奥社→戸隠キャンプ場)

この日は表題にも挙げている戸隠連峰、高妻山と戸隠山の縦走を目的とした一日でした。ベースキャンプの発着で大荷物を担がなくて済むのでボーナスステージのような位置づけの日だったのですが、360度の展望で有名な高妻山に近付くにつれてガスは濃くなる一方…

頸城山塊から戸隠連峰その6(黒姫山→古池→戸隠キャンプ場、戸隠観光)

この日は黒姫山の山頂からスタート……日の出の時間まで暫く待機し、その後下山して戸隠キャンプ場に到着した時点ではまだ昼前。まだまだ時間的に余裕があったので、付近の戸隠神社を始めとした戸隠エリアの観光へと赴いたのでした。

頸城山塊から戸隠連峰その5(黒沢橋→笹ヶ峰→夢見平遊歩道→峰ノ大池→黒姫山)

頸城山塊の縦走を終え、日程的にも折返しとなるこの日は黒姫山への登頂がメインの一日でした。早朝に笹ヶ峰に下山した後、戸隠高原方面に向かうべく再び山間に分け入って行くものの、西登山道から黒姫山を目指すコースは意外にも険しく……。

頸城山塊から戸隠連峰その4(高谷池ヒュッテ→黒沢池ヒュッテ→妙高山往復→黒沢橋)

西端の雨飾山から始まった頸城山塊の縦走。この日はその実質的な最終日で、東端の妙高山の登頂を持って遂に縦走を達成……しかし登山そのものはまだ終わりとはならず、次なる目的地である戸隠連峰方面を目指して笹ヶ峰へと一旦下山する事に。

頸城山塊から戸隠連峰その3(茂倉峰→金山→泊岩→新潟焼山→火打山→高谷池ヒュッテ)

予定通り金山に辿り着けなかったその翌日。この日も頸城山塊の縦走がメインですが、中盤に差し掛かるこの日は金山、新潟焼山、火打山といった核心部のピークを3つも乗り越えていくという極めてハードな一日でした。