山とか酒とか

登山やお酒を始めとした趣味全般を雑多に、また個人的に有用だと思った情報を紹介しています。

御殿場口からの富士登山その2(七合目→剣ヶ峰→御鉢巡り→大砂走り→新五合目)

七合目で仮眠を取った後はいよいよ今回の本題である富士山への登頂となります。この日はスタートから好天で、日の出の鑑賞を終えた後は最高地点の剣ヶ峰への登頂、御鉢巡りと順調に進んでいきますが、いざ下り始めようとした段階で雲が増え始め、御殿場口のメインとも言える大砂走りに差し掛かる頃には遂には雨が……。

御殿場口からの富士登山その1」の続きの記事となります。

inuyamashi.hateblo.jp

他の日程を見たい方は以下の記事よりリンクを辿って下さい。コース全体の軌跡もこちらに掲載しています。

【2022年8月】御殿場口(御殿場コース)からの富士登山、情報と記録 - 山とか酒とか

目次

今回歩いたルートのGPSログです。七合目から剣ヶ峰に登頂、時計回りに御鉢巡りのコースを辿った後は同じ御殿場口からの下山となりました。

七合目→わらじ館→砂走館→赤岩八合館

[4:24]七合目出発

出発前の朝食風景となります。3000を越える標高での青空野宿という形を取ったので寒さが心配でしたが、ダウンは不要なくらいの気温。

準備をしている間、ヘッドライトを照らした他の登山者がちらほら通過していく。タフな御殿場口から弾丸登山を行うタフな人も多いんだなと感心しながら眺めていましたが、この辺まで来ると割合としてはバテている人の方が多い。中には倒れ込むように座り込んだと思ったら次の瞬間にイビキをかいているなんて人も……。

食事を済ませて七合目を出発する頃には空が明るくなり始めていました。この感じでは山頂での日の出には間に合いそうにないですが、今回はあくまで登頂そのものが目的なので気にせず進みます。

赤く染まり始めた東の空と遥か上に浮かぶ月という構図。間もなく夜が終わり朝を迎える、その狭間の時間帯。

少し進んだ所から同方面。右下の所、仄かに明かりが灯っているのは富士宮五合目です。現在地との標高差は僅か700mという事で近い所に見える。

出発してから数分という所で営業小屋であるわらじ館が見えてきました。これまで小屋の間隔は開き気味でしたが、ここから先は七合四勺わらじ館七合五勺砂走館七合九勺赤岩八合館と短い間隔で目にする事になる。

[4:36]わらじ館

わらじ館とその前の広場からの風景。宿泊者の多くは既に山頂を目指して出発してしまったのか、小屋周辺の人気は疎らでした……しかし何人かの人が外に出て、程無くして迎える日の出の様子を眺めていました。

わらじ館からその先にある砂走館を見上げる。隣接とは言わないまでも近い所に立地している。

[4:43-4:54]砂走館

僅かに先に進んだ所で砂走館に到着。こちらも大方の人々は出発してしまった後のようで閑散としていました。

日の出の時刻が近付いてきた為か、空の感じが次第に変わってきました。地平線から放射状に伸びるレーザーのような光芒が印象的。

刻一刻と明るさが増してくる空と雲を望遠で。

こちらは麓とは反対側、山頂の方面。つい先程まで真っ暗闇でしたが気付けば見通せるようになっていました。

砂走館から少々進んだ所。日の出の時間が迫ってきたので、暫し足を止めて見物タイム。

地平線近くの雲。一際強い赤みを帯びている辺りが今まさに日が昇ろうとしている所のようです。

日が昇る直前の空全体の様子。上の方には雲一つ無く、この日は好天が期待できそうです。

雲の上からじわじわと滲むように顔を出し始めた太陽。山頂からの日の出とならなかったのは少しばかり残念でしたが、これはこれで。

日の出と、それに伴う空の変化。

雲から抜け出してまん丸となった所を望遠で。

太陽が高くなるに従って全体が急速に明るくなり始め、空の色合いも徐々に変わってきた……長い一日が始まる。

太陽とその周辺全体の様子。麓の方も次第に明るくなり、山中湖愛鷹山も見えるように。

こちらは日が照らされて完全に明るくなった山頂方面の道。少し先の所に山小屋、赤岩八合館の建物が見える。

日の出も十分に堪能したという事で出発します……もう9割方満足したような気がしますが、まだまだ先は長い。

七合目から砂走館までの区間はトラバース気味の道でしたが、以降は山頂まで再び九十九折の道が続きます。

少し進んだ所から麓の方を振り返った所。赤味を帯びていた地平線も気付けば白っぽくなっており、空は完全に澄んだ青色へと変化していた。

麓の様子を広い範囲で撮ったもの。すぐ右側には愛鷹山が随分と低い所に見える。

見上げた所には赤岩八合館。名前の通りこの付近の地面は一際赤っぽく見える。

登山道越しの愛鷹山。左下の所にある宝永山も知らず知らずの内に通り過ぎてしまったようで、かなり下の方に見えている。

太陽と雲の様子。荒々しく波打つ雲海の合間からは山中湖周辺の山や丹沢、箱根といった近辺の山が見え始めた。

赤岩八合館→八合目→御殿場口頂上

[5:33-6:01]赤岩八合館

七合九勺赤岩八合館に到着。砂走館から四勺分で、実際そう遠くない距離でした。

赤岩八合館と麓の様子。こちらは先程の2つの小屋とは違い、平地の乏しい殆ど斜面のようなスペースに建っている……その為か開放感があり景色も良い。小屋で日の出を見物する人も多いのか、日が高くなったこの時間帯でも人の姿が多く見られました。

赤岩八合館からの展望。崖っぷちのような所に置かれたベンチからの景色は格別。財布を落としたら大変な事になりそう。

太陽と雲海。そして箱根、天城方面の山々の方面。

箱根天城の辺りに見える山々を望遠してみたもの。箱根の方は火口丘である神山箱根駒ヶ岳の周囲を外輪山が取り巻いているその形状がよく見える。天城万二郎岳から万三郎岳といった稜線上の細かいピークまで確認できますね。

赤岩八合館周辺は人の姿も多く、人の少ない御殿場口らしからぬ賑わいでした。

赤岩八合館を出発します。看板には山頂まで1時間30分の文字が……距離的にはあと一息という所ですが、まだまだ目指すべき頂は遠くに見える。

赤岩八合館越しの愛鷹山とその望遠。こちらも前岳位牌岳と細かい所が見えています。

山中湖から箱根、愛鷹山といった方面。高度が上がった為か雲海も心なしか低い所に見える。

山頂まで続く道の様子。前半部の足が沈み込むようなザレた地面に比べると足元が固まっていて歩きやすい。

少し進んで振り返った所。太陽も既に随分と高い位置にある……杓子山三国山、御正体山を始めとした山中湖周辺の山々も細かく見えるようになりました。

これまで歩いてきた道と愛鷹山。下の方には赤岩八合館、砂走館、わらじ館と連なっており、その更に先には宝永山、そして新五合目近くにある双子山まで見通せます。

近いようで中々近付けない富士山の山頂部を見上げる。

赤岩八合館以降、山小屋での日の出見物後に登頂を目指す人々の流れと重なり、暫くの間賑やかな登山となりました。

[6:12-6:20]八合目

八合目に到着。かつては見晴館という山小屋が存在したらしく、廃墟のような状態で当時の建物が残存している……今でこそ山小屋の少ない御殿場口ですが、昔は他のコースと同じくらいには存在したのでしょう。

八合目まで来ると流石に頂上も近い所に見えてくる。写真中央部の窪みのような所に上がる形になるようで、その手前には後々歩くであろう九十九折の道が続いています。

山頂までひたすら続く九十九折の様子。

道はロープで仕切られており道標も豊富。

九十九折の途中から麓を振り返った所。窪みのような所を登っていくようで視界も若干狭まっている。

一際の賑わいを見せる御殿場口のコース。すぐ先に見える水色ザックの人とはペースが近く、追い抜きつつ追い抜かれつつでした。

少し進んでから再び振り返ると何やら怪しげな雲が。

九十九折という事で道は左右に大きく振れており、斜度そのものは緩い。

この頃になると麓の方にも細かい雲が増えつつありました。午後にはガスで真っ白というのが8月の富士山ですが、登頂までなんとか持って欲しい所。

大きな雲が宝永山を飲み込もうとしている……日の出頃によく見えた箱根方面の山々も雲が増えてあまり細かく判別できない。

トラバース気味に進んでいく箇所。

富士山の山頂部が目線近くという所まで近付いてきました。

一方、完全に雲に埋もれつつある麓の様子。とは言え雲が完全に上がってくる前にはなんとか到着できそうです。

更に少し進んだ所が御殿場口の頂上となります。前評判通りキツい登りでした。

御殿場口頂上→剣ヶ峰

[7:49-8:30]御殿場口頂上

御殿場口頂上に到着。これで一応富士山に登頂したという事にはなりますが、やはりここは最高地点である剣ヶ峰も踏んでおかないと……という事で先へ進みます。ここから先は他のコースからの登山者も合流するので人気も一気に増す。

御殿場口頂上から火口を見下ろしてみる。富士山の火口縁を歩く御鉢巡りは見えているこの外周部を一周する形になる。

浅間大社奥宮までの小さな登り返しにある途中にある社。

登り返した所から富士宮口頂上付近の展望。右側の赤い屋根の建物が富士宮の市街地に本社のある浅間大社奥宮で、その左奥の建物が建っているピークが富士山の最高地点である剣ヶ峰です。

富士宮口頂上の様子。売店もあり、ちょっとした街のような雰囲気。

浅間大社奥宮です。ここで御朱印を頂くために御朱印帳を持参してきたのですが、価格はなんと1,000円……こういうものは一度疑問を持ってしまうと駄目ですね。ページを見返す度にモヤモヤするのも嫌なので結局頂きませんでした。

奥宮の裏手から火口を一望。剣ヶ峰もそう遠くない距離に見えます。

最高地点である剣ヶ峰を目指して進んでいく。最後の馬の背の登りが近付いてきた。

馬の背の登りと剣ヶ峰。山頂に建つ気象観測所の存在感が抜群。

馬の背に差し掛かる手前から南西側の展望。条件が良ければ駿河湾の海岸線がくっきり見えるらしいですが、全体的に雲が上がってきていて殆ど見えず。

馬の背の登りです。前回来た際この最後の登りが歩き辛くてキツかったのですが、それから色々な山に登って鍛えられたという事もあってか、今回は特に苦労せず登れました。

馬の背を登りきった所から振り返ってみる。雲が上がってくるまでは少しばかり猶予がありそうです。

山頂に建つ気象観測所を見上げる。山頂看板はもう少し先、施設の建物に隣接するような所にあります。

剣ヶ峰からの展望

[8:42-9:15]剣ヶ峰

少し時間が掛かってしまいましたが剣ヶ峰に到着。日本最高峰という他の山では見られない文言が一際映えて見える。

剣ヶ峰からの展望です。歴とした富士山の最高峰ではあるものの、観測所の建物が隣接している影響で360度の展望ではないというのが少し残念な所。前回来た時は西側に展望台があったような気がするのですが、いつしか無くなってしまったようです。

これから歩く御鉢を単体で撮ってみたもの。右に見えるのが先程前を通ってきた浅間大社奥宮売店の建物。

日本最高峰の二等三角点……の側には謎のペンギンが鎮座していた。

ここで撮らなくてどこで撮るのか……という事で記念に一枚撮ってもらいました。

剣ヶ峰→久須志神社→御殿場口頂上(お鉢巡り)

まだまだ時間的余裕はあるので予定通り御鉢巡りに向かいます。一周1時間半の道程ですが、既に御殿場口頂上から剣ヶ峰まで移動しているので残りは1時間くらいかという所。

剣ヶ峰の直下から火口を見下ろしてみた所。こうして見ると距離は無さそうですが。

御鉢巡りのコースの様子。登り一辺倒であったこれまでの道と比べると起伏は緩く、散歩気分で歩ける。

少し進んだ所から御鉢の全景。

すぐ西側には南アルプスが見えているはずですが、残念ながら雲に埋もれていて見えず。南アルプスを見下ろすような形になる場所というのは中々無いので楽しみだったんですが。

南アルプスの山並みがある辺りを望遠して撮ってみたもの。雲の合間から微かに稜線のようなものが見えなくもないですが、ピークを判別できる程ではない。

もこもこの雲海を横目に歩いていく。

再び御鉢方面の展望。下の方の黄色いシートが掛かっている場所は金明水という古くからの水場ですが、水場とは言え自由に汲む事はできず、吉田口頂上にある久須志神社にて御神水のような形で売られているものを購入できます。

ちなみに銀明水というものも先程経由した御殿場口頂上にあり、こちらは浅間大社奥宮にて購入が可能。

火口縁から少し外れて下ってきた所。御鉢巡りとは言え忠実に火口縁の上を歩くという訳ではなく、所々で火口の方へ下ったりする箇所もある。

奥に見えているのが剣ヶ峰。既に結構な距離感。

再び火口縁への登り返し。頭上にも少しずつ雲が増えてきた。

剣ヶ峰から辿ってきた道を振り返る。それなりに距離はありますが、景色に変化があるので楽しい道程でした。

[10:04-10:26]久須志神社

吉田口頂上に位置する久須志神社に到着……浅間大社奥宮の摂社という扱いの神社ですが、残念ながらこちらの門戸は重く閉ざされていました。

少し先に進むと売店や山小屋等の建物が立ち並ぶ一際賑やかな一角に。富士宮口頂上もそうですが街のような雰囲気がある。

久須志神社付近から北側の展望。下の方に吉田口のコースが続いているのが見えます……こちらも条件が良ければ秩父方面の山々が見えるのですが、粗方雲の中に埋もれて何が何だかという感じ。

久須志神社周辺の様子。火山弾を積み上げて作られた石垣が重伝建の街並みのようにも見えてしまう。

少し進んだ所から先程の街並みを見下ろしてみる。ロケーションといい売店と宿屋という設備といい、何となくRPGの街を彷彿させられる……売店はラストダンジョン手前の街みたいな物価でした。

更に御鉢巡りのコースを進んでいく。久須志神社から浅間大社奥宮までの区間は尾根を外し気味に道が取り付けられており、これまでの道とは雰囲気が少し異なる。

御殿場口頂上までのコースの様子。吉田口剣ヶ峰を結ぶ経路上なので往来も多い。

登山らしからぬカジュアルな格好をした方もちらほら。

青空と雲と登山道。遠くの山は見えない。

稜線の脇をトラバースする区間。道が狭いのですれ違い待ちも何度か。

遠ざかっていた剣ヶ峰が再び近付いてきた所。

浅間大社奥宮の屋根が見えてきました。ここでやっぱり御朱印貰っておこうかなと逡巡するのですが、悩んだ挙げ句にやはり頂かず。

御殿場口頂上に下る階段。右に見える鳥居の先にある井戸が銀明水です。

御殿場口頂上→大砂走り→新五合目

[10:46-11:19]御殿場口頂上

2時間ちょっと振りに御殿場口頂上に戻ってきました。これで御鉢巡りは完歩、富士山の火口縁を一周してきたという事になります……そして遂に山頂部にもガスが流れ込んできた。

銀明水の井戸と御殿場口の解説板。書かれている内容からするに、これから向かう大砂走り御殿場口最大のセールスポイントらしい……楽しみではありますが、その方面に雲が増えつつあるのが不安の種。

御殿場口頂上全体の雰囲気。いざ下ろうとした所で外国人の方の二人組が登ってきたので会釈するのですが、なんか見覚えあるなと思ったら行きのバスで同乗した方々でした。ザックに特徴的なキーホルダー?みたいなものが付けられていたので間違いないでしょう。高山病でダウンして途中の小屋で寝込んでいたのでしょうか。

二人組の健闘を祈りつつ下り始めます。しかし行く先には分厚いガスが立ち込めていて足が重い。

雲の中に突っ込むかのように下っていく。さらば絶景。

雲の中に入って以降は白色が支配する世界となります。面白味が無いので黙々と下っていく。

[12:13-12:18]八合目

八合目の小屋跡に戻ってきた所。人が多く和気藹々とした雰囲気だった往路と異なり、人気も少なく閑散としている。天気も相まって物寂しい雰囲気に。

[12:31-13:06]赤岩八合館

赤岩八合館に到着。小屋前の展望が素晴らしい小屋ですが、この時点では残念ながら白一色に塗りたくられていました。

母親が若干シャリバテ気味だったので、ここで少し纏まった食事をとうどんを注文。流水麺に出来合いのスープ、必要最低限の具とお世辞にも上等な食事ではありませんが、これが本当に美味しかった……長時間歩いて疲れた身体に染み渡る。

燃料補給を終え、引き続き下っていきます。往路ではすぐ下の所に連続して小屋が見えていましたが、こうもガスが濃くては全く以て行く先が見通せず。

道端ではイワヒバリっぽい鳥がトコトコ歩いてました。

[13:26-13:31]砂走館

砂走館、そしてわらじ館と通過していきます。わらじ館の軒先に吊るされたスイカのボールがやけに目を引いた。

見上げると一瞬だけ雲が流れてくれて、先程うどんを食べた赤岩八合館も見えました。山頂の方も薄いながらも見えているかなという所。

更に七合目へと下ります。少しばかり雲が動いてくれたので期待しつつ進みますが、再び濃い雲の中となってしまう。

[13:41-13:48]七合目

仮眠を取った七合目まで戻ってきました……往路では暗闇の中だったのでよく見えませんでしたが、隣接して建つ小屋の朽ち具合は中々のもので、この側で寝るのは少し怖いかも。

七合目から少し進んだ所で登山道と下山道が分離し、いよいよ大砂走り区間へ……しかしこの時点で遂に纏まった雨となってしまう。出鼻を挫かれてしまいますが、雨具を着用していざリスタート。

大砂走りの様子。下界の風景や駿河湾の海岸線を臨みながら、七合目から新五合目までの標高差1,600mの区間をものの2時間で駆け下りるという御殿場口においてのメインコンテンツとも言える区間らしいですが、こうもガスが濃い上に雨まで降っているという状況なので、堪能できたかどうかと問われると微妙な所。

長い下りという事もあって母親の方が結構足に来ているようなので、大砂走りならぬ大砂歩きのようなペースで進んでいく。正面には宝永山が見えており余裕があれば立ち寄るつもりでしたが、この天気で登っても何も見えなくて面白くないだろうと今回はスルー。

ある程度下った所でガスから抜け出しました。右側には出発時に見えた双子山も。

と思ったら再び濃いガスの中へ。殆ど視界ゼロといった状態で、目印のロープやポールを頼りに下っていく。

ガスの中下っていくと大石茶屋の看板が見え始めました。ゴールは近い。

[17:02-17:14]大石茶屋

大石茶屋に到着。登山口である新五合目には店らしき店は存在しないので、こちらでお土産を調達。予定ではここでビール飲んだりしつつバスの発車時刻まで時間調整するつもりでしたが、今回は近所に住む伯父さんが迎えに来てくれるというので早々に下り始める。

大石茶屋から新五合目までの道。ここまで来ると斜度は相当緩く、殆ど平坦とも言える。

[17:26]新五合目到着

新五合目の到着をもってゴールとなりました……御殿場口は前評判通りタフなコースで、流石に自分の方も後半は足に来ていました。母親も自分のエゴのような登山に巻き込むような形となってしまったので少し申し訳なかったのですが、とは言え無事下山と相成ったので何より。

水道で砂を落として伯父さんと合流し麓へと向かいます。わざわざこんな所まで出向いてくれた伯父さんにも感謝。

ハードな登山の後は肉が食べたくなる……という事で夕食は牛丼でした。

電車に揺られてその日の内に帰宅。お疲れ様でした。