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【日々!日本酒】036|菊水 ふなぐち スパークリング|菊水酒造(新潟県)味の傾向とレビュー

菊水 ふなぐち スパークリング 菊水酒造 新潟県 日本酒

自宅の晩酌用に菊水酒造の【菊水 ふなぐち スパークリング】を買ってきてもらったので、甘口辛口などの味の解説やレビューをざっくばらんに書き殴ります。皆さんの日本酒選びに1ミクロンでもお役に立てますと幸いです。

一つ前の記事です→035|東力士 極雫 袋吊り純米生原酒※未作成

お酒のレビュー

概要と経緯

家族が「これ飲んだこと無いんじゃない?」って言って買ってきたお酒です。

菊水と言えば、本醸造生原酒をアルミ缶に詰め込んだ菊水ふなぐち(『022|菊水 ふなぐち』で紹介予定)が定番ですが、これはそのスパークリングバージョン。アルコール度数などのスペック的には通常のふなぐちと変わらないので、内容的には炭酸ガスを注入しているかそうでないかの違いかなと思いますが……他のお酒でも言えますが、炭酸の有無で意外と全体の味がバランスが変わってくるので、その変化がどんな感じに作用しているか気になる所。

さて、菊水を醸す菊水酒造と言えば、新潟淡麗辛口酒なんていうものとは対極の濃醇甘口なお酒を作ってる事で有名な所です(【菊水の辛口】という辛口酒もラインナップにありますが淡麗ではありません)。全国のコンビニ等に卸しており、規模的に言えば酒蔵というよりは酒造メーカーと言った方が良さそうな気もしますが、個性的なお酒(中身もそれ以外も)を作ってる所というのが個人的な印象。

自分も成人したばかりで今ほど地酒をメインで飲んでいなかった頃は、旅先ではビールではなく菊水ふなぐちの缶を専らメインに飲んでいたので馴染みがあります。飲んでいたのは主にガラガラの鈍行列車で、流れ行く景色を眺めながら飲む濃厚な菊水の味はまさに格別でした(今思うと、既にその頃から日本酒オタクの片鱗が……)。

今ではその土地の地酒の四合瓶と自前のお猪口を並べるスタイルなので、旅先で敢えて菊水を選ぶ機会はなくなってしまいましたが、酒質が独特なお酒という事もあって今でも定期的に自宅で飲んでいたりします。

新発田駅 駅舎 羽越本線 白新線 新潟県
新発田駅 ホーム 駅名標 羽越本線 白新線 新潟県
菊水酒造の最寄り駅の新発田駅

写真には撮っていませんでしたが、今年6月の飯豊連峰縦走の帰りに親戚の方に車で新発田駅まで送ってもらった際、横手に大きな菊水酒造の工場が見えていました。新発田駅加治駅のちょうど中間という公共交通では少し不便な立地ではありますけど、ミュージアム的な施設もある上で試飲も可能だったりするみたいなので、機会があれば行ってみたい所。

味覚の傾向

菊水 ふなぐち スパークリング 菊水酒造 説明 日本酒

光栄菊(『032|光栄菊 Sunburst(サンバースト) 無濾過生原酒』で紹介)を開けた時と同様、開栓時に弟が居合わせていたので、いつもの家族と併せて3人でのレビュー。

家族「菊水ふなぐちのスパークリング買ってきたけど開ける?」

弟氏「飲みたい!菊水しばらく飲んでないし」

家族「菊水好きだっけ? そんなに好きじゃないと思ってた」

弟氏「いや、秋葉原でショップ(KURAMOTO STAND ※閉店済み)あって時々買ってたじゃん」

犬山「前に限定販売の持ってきた事あったよね」

弟氏「そうそう。だから菊水嫌いって事はないし、あるなら飲みたい」

そうこうしてスパークリングの開栓。氷温で冷やしていたからか開栓時ガスが漏れる事はなく静かに開いた。

家族「うわ菊水の味だ……これは濃いなー。酔っ払いそう」

弟氏「やっぱり美味いね菊水」

犬山「炭酸の加減はどう?」

弟氏「効いてる! それが結構良いかも」

家族「けど菊水ふなぐちの味。飲んですぐに分かる。美味しいけどね」

そして自分も飲んでみる。味というか全体の風味そのものは、まさに飲み慣れた菊水ふなぐちの味。ただ炭酸の有無の違いか、普通のふなぐちに比べると相対的に甘味が控えめに感じられるので、全体のバランスとしては結構違ってくるかも……食中酒にはこちらの方が合うかもしれない。

菊水 ふなぐち スパークリング 菊水酒造 味覚 傾向 グラフ 日本酒

※数値が高ければ味が優れているという訳ではないのでご注意下さい

料理との組み合わせ

菊水 ふなぐち スパークリング 菊水酒造 刺身 マグロ ブリ 食事 日本酒

今回はマグロとブリの刺身と合わせてみました。通常の菊水ふなぐちはかなり甘いので、食事に合わせる場合の料理のチョイスは個人的に結構難しく感じられるのですが、これは炭酸で甘味が軽減されているので比較的合わせやすい感じ。

ただ、お刺身とだとそれでも少し甘味が勝ちすぎてる気も……マグロ60点ブリ55点くらいの組み合わせでしょうか。お酒の味わいとしては炭酸ジュースを煮詰めたような感じなので、左奥のフライドポテトの方が正直合ったかも(こっちは85点くらい)。

スペック一覧表

項目 内容
蔵元 菊水酒造(新潟県新発田市)→(HPリンク
使用米 不明
精米歩合 70%
日本酒度 -3
酸度 1.8
アルコール度数 19度
種別 本醸造酒(生原酒)
購入価格(税込) 573円(270ml)

買えるお店の紹介(あれば)

菊水酒造は中堅くらいの酒造メーカーで、Amazon楽天でも公式ショップがあるので比較的入手は容易です。ただAmazonだとケース売りしかしてないので、1本2本試してみたい程度なら楽天の方がおすすめです。

このブログ見てるような人で菊水ふなぐち一度も飲んだ事無いって人はそう多くはないと思いますが、まだという方はこれを期に是非とも挑戦下さい。個人的には剣菱と並んで酒飲みの必修科目だと勝手に思ってます。

※品切れ&リンク切れの際はご容赦下さい。


次回のお酒はこちら→037|車坂 純米おりがらみ 生酒※未作成