
プレゼントで萬乗醸造の【醸し人九平次 うすにごり 生酒】を頂いたので、甘口辛口などの味の解説やレビューをざっくばらんに書き殴ります。皆さんの日本酒選びに1ミクロンでもお役に立てますと幸いです。
一つ前の記事です→『022|菊水 ふなぐち スマートパウチ』
お酒のレビュー
概要と経緯
醸し人九平次(以降九平次と記載)と言えば日本酒界隈では割と以前から有名な銘柄で、最低でも山田錦や雄町の精米歩合50%規格からと全体的にスペックが高めのもので揃えられており、数ある日本酒の中でもやや高級志向的なお酒として知られています。
自分も以前は主にその50%の純米大吟醸シリーズをそこそこ飲んでいて、落ち着いた雰囲気で奥行きを感じさせるお酒で気に入っていました。ただ、元々の価格帯として割とお高めだった事に加えて度重なる値上げが続きちょっと足が遠のいてしまった感じで、飲みたいには飲みたかったんですが暫く縁がない感じで……流石に一升5,000円弱という価格はちょっと。
そんな時に誕生日プレゼントで頂いたのがこのお酒。九平次は基本的には火入れ(一回火入れ)のものが殆どですが、このうすにごりは珍しく生酒で出荷されるという。(ただし予約販売のみ)
という訳で久しぶりの九平次……しかも生酒でうすにごりの特別仕様、心して楽しみたいと思います。
誕生日のプレゼントに色々とお酒を頂いた。
— 犬山 (@Urayama_City) February 23, 2025
ウイスキーはティーニニック13年(シグナトリー)、 ワインはデリール メティエ ソーヴィニヨンブラン2022、日本酒は醸し人九平次 うすにごり生酒。
ただただ感謝。 pic.twitter.com/nbTaAPBoU9

ちなみにこちらが、かつてよく飲んでいた純米大吟醸シリーズ……当時は一升4000円くらいで買えた記憶があります。
シリーズには山田錦と雄町の2バージョンがあり、前者は華やか&若干ドライでキレ主張、後者は比較的穏健で深みを感じさせる。どちらも違ってどちらも美味しかったので、ほぼ交互みたいな感じで買ってました。こちらのお酒もいずれまた飲みたいですが。(けど少々お高いので毎回躊躇)
味覚の傾向

例によって家族からのレビュー……ですが、プレゼントを持ってきた弟(弟からのプレゼントではない)と一緒に飲む事なったので、今回は3人であれこれ言いながら評価する事に。
家族「濁ってる割には結構さっぱりしてるかも」
弟氏「美味しいっしょ? さすが九平次って感じの洗練された酒だと思う(自分の分を既に買っているので味は知っている)」
犬山「甘め?」
家族「そこまで甘くはないね。辛口って程じゃないけど」
弟氏「そうそう、けど香りは甘い。鼻に抜けるような香り」
一通り評価を聞いた上で自分も飲んでみると……確かに含み香の膨らみが中々のレベル。そして甘さは思った程ではないというか、九平次は以前からこんな感じの落ち着いた感じの食事を邪魔しないような甘辛のバランスのお酒だったと思う。
そして、広がりに広がった挙げ句には余韻もそこそこにしっかり切れてくれる。起承転結が取れたストーリー性のあるお酒だなと思った。
犬山「口に含んだ時の広がりが凄いね。あと、そんなに甘くないから食事にも合わせやすそう」
弟氏「そうそう」
犬山「このノビ感とキレ感の両立は中々無いと思う。いい酒である事には違いない(高いけど)」
という訳で、久々の九平次は上々の美味しさでした。

※数値が高ければ味が優れているという訳ではないのでご注意下さい
料理との組み合わせ

王道、お刺身と合わせてみました。味覚の傾向の所でも書いた通り、甘さはそこそこに抑えられていてキレもあるので食事との相性は中々です。
それぞれの刺身との相性はマグロ75点、サーモン70点、太刀魚80点、真鯛90点、ヒラメ85点といった所。繊細な味わいのお酒なので、淡白な白身魚との組み合わせが特に優れていました。
スペック一覧表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 蔵元 | 萬乗醸造(愛知県名古屋市緑区)→(公式HP無し) |
| 使用米 | 山田錦 |
| 精米歩合 | 不明% |
| 日本酒度 | 不明 |
| 酸度 | 不明 |
| アルコール度数 | 16度 |
| 種別 | 純米酒(生酒) |
| 購入価格(税込) | 2,310円(720ml) |
買えるお店の紹介(あれば)
紹介したうすにごりは完全予約販売(毎年2月頃出荷)となりますので、購入には特約店での予約が必要です。ネットショップでははせがわ酒店やクイーンズ伊勢丹とかで取り扱いがありますので、欲しい場合はそちらの方からどうぞ。
せっかくなので、自分がよく飲んでいた純米大吟醸シリーズも併せて紹介。ちょっとお高いですが、山田錦と雄町どちらも完成度の高い吟醸酒なのでおすすめです。火入れ酒ゆえに常温保管もできるので、お酒好きな人への誕生日プレゼントとかにもいいかも。
※流通量の少ない地酒なので、品切れ&リンク切れの際はご容赦下さい。
次回のお酒はこちら→『024|えぞ乃熊 純米 生酒』



