山とか酒とか

登山やお酒を始めとした趣味全般を雑多に、また個人的に有用だと思った情報を紹介しています。

山とか酒とか

高麗神社から高山不動尊 (高麗川駅→日和田山→顔振峠→関八州見晴台→芦ヶ久保駅)

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2020年3月、高麗神社和田山から顔振峠関八州見晴台方面の縦走登山に行ってきましたので、その時の情報などを記します。実際に行く際の参考にして頂ければ幸いです。

目次

山域についての案内

概要

和田山高麗川の北側に伸びる秩父山地の中では末端に位置するピークで、標高も305mと低くアクセスも良い事からハイカーに人気があります。日和田山の往復だけでは短いので、尾根伝いに進み物見山越生町側の鎌北湖北向地蔵から武蔵横手駅方面にある五常の滝に寄り道をしたり、最近では東吾野駅方面に少し進んだ所にあるユガテ集落を経由したりするものがコースとしてはポピュラーです。

そこから尾根伝いに進んだ延長にある顔振峠はかつての交通の要衝で、現在でも尾根上には牧歌的な雰囲気の残る風影の山上集落があり、蕎麦や猪鍋を提供する食事施設などもあります。コースのバリエーションとしては、顔振峠を拠点に越上山黒山三滝、後述する関八州見晴台に向かったりとするルートが各方面に伸びています。

関八州見晴台西武線の沿線から気軽に登ってこれるハイキングコースで、道中にある高山不動尊は東京の高幡不動、千葉の成田不動と共に関東の三不動と呼ばれそれなりに人気があります(三不動の定義には諸説あります)。高山不動尊奥の院が鎮座する関八州見晴台は関東地方の旧令制国の八カ国(相模、武蔵、安房、上総、下総、常陸、上野、下野)を見渡せる事が名の由来となっただけあり、展望もそれなりに良いです。

関八州見晴台以降は丸山、堂平山方面まで足を伸ばさないとろくに展望地がなく、道中は舗装路歩きを強いられる箇所も多いため、こと登山においてはあまりオススメしません。道自体は良いので専らトレラン向けのコースです。

登山口へのアクセス

和田山、物見山

西武池袋線高麗駅から登るのが主流です。登山ついでに聖天院高麗神社に立ち寄る場合は八高線高麗川駅の利用も考えられますが、観光含めると+1~2時間ほど余分に必要です。

鎌北湖を経由する場合は毛呂駅まで徒歩で1時間程ですが、毛呂山町による自治体運営バスであるもろバスが利用可能です。鎌北湖に向かう便は1日3往復のみですが、時間を合わせれば使えるでしょう。時刻表はこちら

顔振峠

西武池袋線吾野駅から登り始められます。越生町側の黒山三滝から登るor下る場合は越生駅発着の川越観光自動車バスを利用。休日であれば毎時2本、平日でも毎時1本程確保されていますので、それなりに使いやすいです。時刻表はこちら

関八州見晴台

西武池袋線秩父線吾野西吾野駅からり始められます。こちらについても黒山三滝方面に下る事も可能。時間があるなら以下の私の登山記録のように刈場坂峠丸山方面に足を伸ばして芦ヶ久保に下るというのも良いです。

コースの状況

和田山→物見山→北向地蔵

案内も多く道の状態も良いので家族連れ、登山を始めたばかりの初心者の方でも全く問題ないです。

北向地蔵→エビガ坂→越上山→顔振峠

この区間以降は尾根と並行して林道が伸びている為、何度か交差したり合流したりします。時々分かりにくい部分もありますが、そうした箇所には大抵指導標があるのでそれに従いましょう。

顔振峠高山不動尊関八州見晴台

林道沿いの道です。高山不動尊に行く場合は途中の分岐から林道を進んだ方が近いです。関八州見晴台付近は歩きやすいハイキングコース。

ちなみに、北側の黒山三滝に向かうコースは昨年の台風被害で軒並み通行止めとなっていました。(2020年3月現在)。

関八州見晴台→刈場坂峠→大野峠芦ヶ久保

こちらも大野峠までは林道に沿った道です。時々林道の通行止め区間がありますが、並行する登山道の方は普通に通れます。大野峠から芦ヶ久保駅方面、麓の赤谷集落までは急坂を一気に500m下りますが、道はよく歩きやすいです。

実際の登山記録

以下、今回のルートです。

経緯&前置き

久々の投稿……って、毎回同じような事書いてるような気がしますね。今度から省略する事にします。

もともと冬期は寒さに積雪や花粉も相まって殆ど足が向かない、せいぜい1ヶ月に1度行くか行かないかなんですけど、年明け前後ゲームに嵌ってインドア派に転向していたり、コロナ流行所以の自粛ムードという非生産的な空気に当てられたりしたりで、なんとなく今まで足が遠のいていました。

ただコロナについては、都心とかの人口密度の多い所に出向いて人混みにモミモミされるよりは遥かにリスクも低いですし、そもそも登山などの有酸素運動代謝が上がり、細胞交代も活発になって免疫力も上がります。何もやる事がない……いや、こんな時だからこそ登山に行くべきでは?

さて、登山自体は1月登った道志以来。2ヶ月ぶりに歩くコースとしては少々、なんて風に謙遜できないくらいにハードでしたが、殆ど行った事のない山域で新鮮味がありました。展望も思ったより……少なくとも鬱蒼とした奥多摩よりは良く、神社仏閣、山上集落なんかもコース上にちらほらあったりと変化があり、意外にも楽しめました。

実際こうして行くまで、この辺りの山って麓に近すぎてあまり魅力を感じなかった(失礼)のですが、今回でちょっと見る目が変わりました。もし機会があれば、次は今回行けなかった丸山、堂平山方面に行ってみたいですね。

高麗川駅→高麗神社→日和田山

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[5:35]高麗川駅出発

今回は高麗川駅からスタートです。新潟方面に向かう時に毎回乗り換えるので身近な駅ではありますが、こうして降りたのは初めてですね。ターミナル駅の割にはこじんまりとした駅舎で、非電化ローカル線時代の八高線を彷彿させます……今でもローカル線ではありますが

下車時、簡易改札にタッチするとスイカが空っぽだったのか精算して下さいのアナウンスがけたたましく鳴り響く。朝っぱらから近所迷惑だ、しかし無人である上に券売機も動いていないからチャージもできません。

結局どうにもならないので、次に電車に乗る芦ヶ久保駅でなんとかして貰いました。合理化で無人にするのはいいけど券売機くらい動かしてくれ

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気を取り直して登山開始。高麗川は駅前の付近にのみ幾つか郊外型店舗がありますが、昔からの市街地というものはなく、駅から離れるとすぐに田畑広がる田舎っぽい風景になります。

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それっぽいデザインの指導標に従い高麗神社方面へ。まだ月が見えますが次第に空も明るくなってきました。

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[5:57-6:06]高麗神社

朝日が登ってきた頃、高麗神社に到着。

奈良時代、滅亡に瀕した朝鮮半島高句麗から渡ってきた渡来人がルーツの神社で、当時日本国内の各地に散らばっていた高句麗人を集め、この地を開墾したという高麗若光(高麗王)が守護神として祀られている。

そうした歴史から、現在では日韓友好のシンボル的な場所となっており、ハングルの案内表記も多い。

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神社に行くと酒好きの性として、つい奉納酒を確認してしまいます。大抵は地元の酒で、ここも『天覧山』『高麗王』と、例によってどちらも近隣の酒造のものです。

天覧山を製造する五十嵐酒造は、首都圏の酒販店、銘酒居酒屋向けに、直汲みの生原酒(一部火入れのものも有り)を『五十嵐』の銘柄で流通させており、私も偶に飲みます。

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神社の裏手に茅葺屋根の古民家、高麗家住宅があります。高麗家は高麗神社に務める神職の性。建てられたのは慶長年間(1596~1615)と、現存する古民家としてはかなり古いものです。

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境内の様子。綺麗に整備されていました。

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左の二本の石像は、朝鮮半島の村落の入口などに設けられる将軍塔と呼ばれる魔除けの一種との事……右の何か言いたげな石像はなんだろう。

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山裾に沿った小径を進んでいくと聖天院という寺あります。こちらは高句麗人の菩提寺で、先述の高麗若光の墓も高麗王の墓としてここにある。

入り放題だった高麗神社と違ってこちらは入場料が必要なので、残念ながらこの朝早い時間帯はまだ閉まってました。

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今回の主目的は登山なので通りすがりに見ていく程度の予定だったんですけど、この立派な山門を見ると中に入ってみたくなりますね。

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引き続き小径を歩いて日和田山方面に向かいます。

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こちらがその取り付き。西側にもう少しちゃんとした登山口がありますが、案内はないもののこちらからも登れます。軒をかすめるような道ですが。

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お墓に沿った道を進んでいくと、すぐにメインの道と合流しました。

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山頂付近に鎮座する金刀比羅神社一の鳥居を過ぎると、男坂女坂の分岐が……ここで女坂を選ぶ男にはなりたくないですね。

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道中、見晴らしの丘方面の分岐が。ここは男らしさより眺望を優先する事に。

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緩い坂道です。里山ハイクって感じでいいですね。

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見晴らしの丘。名前の通り展望は良いです。都心方面のビル群、スカイツリーもよく見えます。

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岩場を登ると二ノ鳥居。こちらも展望スポット。

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二ノ鳥居からの展望。

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やや角度を代えて望遠。左奥から丹沢、大室山、右手前に三頭山、富士山の右に大岳山、御前山。大岳山の手前は山肌にへばりつくような御岳山の集落が見える。

その右手前の少し剥げたの高水三山の岩茸石山。右の一際大きな山が川苔山です。

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左は巾着田高麗川が蛇行し巾着のような形状となった場所を、かつての高句麗からの渡来人達が開墾したとされる場所。現在では彼岸花の群生地として知られる。

右は一枚上のパノラマから外れてしまった大山……仲間外れにしてごめんね。

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頭だけ出した富士山を望遠で。

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都心方面。この日は空気が澄んでいて、かなり遠くまで鮮明に見える。

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こちらが金刀比羅神社。この先の道中の安全を祈り先に進みます。

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山頂は神社から少しだけ登った所にある。

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[7:10-7:13]日和田山

こちらが山頂広場。展望に関しては二ノ鳥居付近の方が良いです。

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平野の奥、船のようなシルエットで浮かぶのは筑波山。低山のイメージですが、こうして見ると大きい。ガスってる時しか登ったことないので、一度リベンジしたいですね。

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山頂の様子。まだまだ先は長いので、展望もそこそこに先に進みます。

和田山→物見山→北向地蔵→スカリ山

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高指山、物見山方面に向かいます。道はよく歩きやすい。

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舗装路に出た所が高指山……肝心の山頂は通行止めになっていて行けず。

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物見山方面に少し進むと駒高の山上集落に出ます。景色はよく富士山、大岳山、御前山と見える。

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物見山方面は指導標に従い尾根筋に入ります。

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物見山へ向かう道。駒高集落の鎮守と思われる神社が途中にある。

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[7:45-7:52]物見山

程なくして物見山に到着。本来の山頂とされる一等三角点が東側に数分程歩いた所にあります。

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山頂の様子。展望はいまいち良くないですが、ベンチが沢山あり居心地は良さそう。

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先に進む。北向地蔵までは道も良く起伏も少ない

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林道を跨ぎ再び山道へ。これから先何度と繰り返す行程。

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山道に復帰した所で何やら異常な気配が。荒々しい足取りのトレランナーかな?と足を緩めてみると、突如黒い何かが視界を横切った。

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カモシカ……やけにでかい。そして人馴れしているのか逃げようとしない。暫し互いに見つめ合う。

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こちらが足を進めるとジリジリと後退していく。が、何故か登山道に沿って進んでいく。暫くの間、一緒の旅路を楽しみました。

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[8:17-8:20]北向地蔵

カモシカと別れを告げて数分、北向地蔵に到着。

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北向地蔵から分岐する傾斜の急な道を登っていくと、愛宕山なるピークに辿り着いた。

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すぐに下り林道と合流する。と思ったら再び山道へ。

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山道に入ってから暫くして観音ヶ岳のピークに辿り着く。この付近、全体的に鬱蒼としていると予想したものの、意外と展望は良いです。少なくとも奥多摩よりは開けている。

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北側、日光方面の山々が鮮明に見える。左は赤城山、中央に日光白根山、右に男体山といった具合。

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日光白根山男体山方面を望遠で。日光白根山の左にはやや雪のある錫ヶ岳のピークがありますが、その左手前の黒い山は皇海山です。右は太郎山、男体山、女峰山と並んでいるのがよく見える。

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こちらは赤城山方面。黒檜山、地蔵岳と各ピークがよく見える。条件が良ければ上州武尊山なんかも見えると思いますが、この時間帯は見えませんでした。

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こちらは西側、武甲山方面。石灰採掘で山肌が抉られ不自然な斜度になった山が武甲山

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観音ヶ岳から下り、少し登った所がスカリ山

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[8:45-8:48]スカリ山

観音ヶ岳もそれなりの展望でしたが、こちらの方が広々としていて山頂らしい体裁です。

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重なっていていまいち判然としませんが、これから向かう方面の山々がよく見えます。奥の台形のピークが関八州見晴台かな?。

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先程同様、日光方面の山々。

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無名ながらも雰囲気の良い山頂でした。巷では日和田物見とセットで登るコースが多いですが、ここまで足を伸ばしてもいいかもね。

スカリ山→越上山→顔振峠

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スカリ山を下り、みちさと峠、エビガ坂と越えていく。この付近からユガテ東吾野駅方面に下る事も可能。

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林道→登り→下り→林道とひたすら繰り返す。林道沿いで楽かと思いきや、山道は平坦な所が殆ど無くしんどい。

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再び山道に復帰。並行している林道を歩いた方が起伏は少なく楽ですが、ここまで来たら意地でも尾根筋を歩く。

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五六峠から少し先、やや開けた所に出ました。

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中央に川苔山。その右側はおそらく長沢背稜の辺り。

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富士山と左に大岳山

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一本杉峠方面の分岐を越えても尚、山道は続く。

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林道、そして再び登山道に入り越上山方面へ。

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途中、越上山方面の分岐があります。地図を見るとそこまで遠くなさそうなので行ってみることに。メインのルートよりは幾らか荒れていましたが、特に問題のない道。

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登っている途中の岩場からの展望。もう昼近いですが、まだまだ雲ひとつ無い。

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[10:13]越上山

分岐から思ったより標高差があり、意外と時間がかかりました。山頂からの展望は皆無なのですぐ降りる。

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分岐に戻り顔振峠方面へ。スカイツリー、この日は肉眼でも楽勝で見えました。低山はやはり空気の澄んだ冬場に限る。

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阿寺諏訪神社の手前辺りで開けた所に出ました。林道がここまで通じているようです。

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こちらが阿寺諏訪神社。なんでこんな山奥に立派な神社が?と地図を見てみると、直ぐ側に阿寺という集落があり、ここはその鎮守のようです。

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拝殿。頻繁に人が来ているのか、よく手入れされている印象。

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顔振峠方面に登山道を進む。林道に合流した所で何やら屋根が見えてきた。地図には摩利支天堂とあります。

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摩利支天堂。説明書きを見るに、どこかのお寺や神社が建てたという訳ではなく、地元の有志が建てたもののようでした。

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摩利支天堂からの展望。遠くに河津桜が咲き、さながら桃源郷のような雰囲気。昼寝でもしたくなる。

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やや雲が上がってきた富士山方面。

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木々の間から吾野駅近くの石灰採掘場が見えました。西武池袋線はここの石灰輸送の為に秩父線が開通するずっと以前から吾野まで伸びてました。

池袋線秩父線の境界が吾野なのはその名残です。

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[10:50-10:56]顔振峠

ぽつぽつと家並みが出てきた所が顔振峠。観光地らしい雰囲気ですが、コロナの影響か観光客の姿は少なく、店の人も暇そうにしていました。

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顔振峠からの展望。

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丹沢方面から徐々に雲が上り始めている。

顔振峠高山不動尊関八州見晴台

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お次は高山不動方面に向かいます。先程見えた河津桜の並木の側を進んでいく。

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再び山道へ。途中の大峰山へ結構しっかりとした登り。

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入った所で黒山三滝方面の分岐。去年の台風の影響でその方面のコースは軒並み使えないようでした。復旧はいつになるのやら。

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ひたすら上り下りの繰り返し。

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林道沿いを進むと関八州見晴台への登山道が分岐しています。今回は高山不動尊に寄り道する為、登山道には入らず林道をそのまま進みます。

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高山不動茶屋付近。肝心の茶屋は数年前に火災で無くなり更地になっていました。

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[12:16-12:23]高山不動尊、不動堂

茶屋跡から少し下った所に不動堂がありました。思ったよりも立派です。

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高山不動……正式名称は常楽院で、こちらは常楽院の不動堂となります。江戸末期の再建と比較的新しいですが、山の中にあるからか、中々に草臥れていて雰囲気ありますね。

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内部も自由に観覧できます。見上げると重厚そうな梁が。

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一通り見物を終えたら茶屋跡に戻り、尾根上に復帰するべく関八州見晴台に登り返します。

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よく整備された道を歩いていく。手頃なハイキングコースという雰囲気。

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歩き始めて割とすぐに山頂に到着しました。

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[12:40-12:56]関八州見晴台

山頂には先程の常楽院の奥の院があります。コロナで出控えのムードですが、辺りにちらほらハイカーの姿がありました。人気の山のようですね。

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東側、都心方面の展望。これまで歩いてきた山々を見下ろせるのがいいですね。

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スカリ山の辺りから見えた男体山。ここからもよく見えました。

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角度を代えて日光白根山。もうお昼ですが、午前中より鮮明に見える気がします。

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南側の展望。こちらは流石に雲が多くなってきました。富士山もいつの間にか姿を消している。

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武甲山の右側、ギザギザが特徴的な両神山もよく見える。

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この日で唯一とも言うべき、賑やかな雰囲気の山頂でした。

関八州見晴台→刈場坂峠

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さて、賑やかな山頂から一転して人気のない縦走路に進みます。

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関八州見晴台以降は丸山まで殆ど展望はありませんが、道は良いのでトレランのコースとして人気のようです。

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前の写真のトレランナーと再合流。此処から先進めるか悩んでいたようです。が、程なくして向かい側から人がやってきて安堵。

林道は通行止めであっても、問題のない普通に通れる尾根道の取り付きごと封鎖するのは仕事がちょっと雑過ぎない?

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相変わらず上り下りを繰り返す。登った所で何があるという訳でもない、展望なんか無い、100%自己満足なんですが、ここまで来て林道経由で楽をするという考えは浮かんできませんでした。

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飯盛峠。鬱蒼とした杉林の中にある。

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登って下って……を繰り返していると、木々の間から丸山が見えました。鬱蒼とした道が続きやや展望欠乏症になりかけていたので、展望の良いとされるあそこまで行こうかなと思ったのですが。

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林道と登山道を交互し、檥峠に到着。

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刈場坂峠手前、林道は山を巻いて峠まで向かうのですが、尾根道はここに来て大きく登り返します。勿論尾根道へ。

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尾根筋を進むとツツジなるピークに出ました。ここで暫しの休憩。

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歩いてきた山々が見えます。やや右側のピークが関八州見晴台かと思われます。たぶん。

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[14:26-14:29]刈場坂峠

広々とした刈場坂峠。ここにも大きな茶屋があったらしいですが、今はだだっ広い更地になっています。

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刈場坂峠からの展望。北側の山々がよく見えます。

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望遠してみると、うっすらと雪をかぶった山々が見えました。左は白砂山苗場山。手前に榛名山。右は上州武尊山巻機山? 手前の赤城山地蔵岳山頂の通信施設が見えます。

刈場坂峠→大野峠芦ヶ久保

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ここからも下山できますが、もう少し先に進んでみる事にします。

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依然として尾根筋のアップダウンが続く。

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この辺りでは貴重な展望。

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途中、ちょっとした岩場のようなものがありますが、大した事ないです。

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カバ岳? 刈場坂(かばさか)峠と関係があるのかな。

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丸山が見えてきましたが、時間的に無理そうかなと既に諦めモード。

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[15:19-15:29]大野峠

大野峠に到着。本日はここから下る事にしました。続きはまた次回。

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芦ヶ久保駅までの下り。木漏れ日注ぐ中の下山道。沢を跨いだりしますが道は良いです。

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途中、怪しげな洞穴があった。古墳でしょうか。

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里が見えてきてほっと一息。バスもありますが、駅まで1km程度なので歩きます。

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次の電車までやや時間があったので、駅下の道の駅でお土産を購入。秩父行ったら一度買ってみたかった豚肉の味噌漬けと味噌汁用になめこ

日帰り登山でお土産なんて普段買わないんですが、秩父方面は面白いものが多いのでついつい買ってしまう……最近、西武秩父仲見世にも行ってないですね。

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[16:52]芦ヶ久保駅到着

なんとか5時前に到着。駅員に事情を話し、ただのトレカと化していたスイカを復活させて貰い入場……そうこうしてなんとか帰宅。