
プレゼントで須藤本家の【郷乃誉 生酛 純米大吟醸】を頂いたので、甘口辛口などの味の解説やレビューをざっくばらんに書き殴ります。皆さんの日本酒選びに1ミクロンでもお役に立てますと幸いです。
一つ前の記事です→『019|百楽門 純米吟醸 無濾過生原酒 五百万石』
お酒のレビュー
概要と経緯
少し前に引っ越しの手伝いに行った所、その御礼として頂いたお酒となります。銘柄は郷乃譽。製造元の須藤本家は平安時代創業の日本一古い酒造であり、企業としても日本で7番目に古いとされる老舗中の老舗……故に有名なので銘柄は知っていたのですが、飲んだ事はこれまでありませんでした。
今回のお酒のスペックは生酛の純米大吟醸との事で、調べてみると四合瓶で5千円と中々のお値段。ここまで高価なお酒はまず自分では買わないので、感謝を噛み締めつつ心して飲む事にします。
お引越しの手伝いのお礼で日本酒頂いた。
— 犬山 (@Urayama_City) May 18, 2025
銘柄は、日本最古の酒造として知られる須藤本家の郷乃譽 生酛純米大吟醸酒。
4合瓶で5000円は中々……心して飲もう。 pic.twitter.com/LloXFiLwaI


須藤本家が所在する茨城県笠間市は笠間焼や笠間稲荷等で有名ですが、酒蔵があるのは少し距離が離れた旧友部町の町域。友部やその前身となる宍戸は鎌倉時代以来の古い町で、何年か前に少しだけ歩いた事があったり。
宍戸は2022年のNHK大河ドラマ 鎌倉殿の13人のタイトルの元となった、鎌倉時代初頭に敷かれた十三人の合議制における十三人の一人、八田知家にゆかりがある町。宍戸の町そのものは八田知家の四男である宍戸家政が宍戸城並びに城下町を築いた事が発祥とされています。

ただ、宍戸氏の祖である言える八田知家と宍戸家政の墓があるとされる新善光寺跡は立入禁止のロープが張られていて入れずちょっと残念でした。
とは言え、古くからの城下町らしく神社仏閣……特に寺は多く、旧宍戸町役場の建物を使用した歴史民俗資料館等もあったりと全体的に見所の多い町でした。須藤本家はそんな宍戸の町からは少し距離がありますが、試飲や見学(予約制)もできるらしいのでいつか行ってみたい所。
味覚の傾向

今回も例によって家族からのレビューとなります。
家族「飲みやすい。水みたい」
犬山「濃淡はどんな感じ?」
家族「かなりさっぱり。けど薄いという感じはしない。不思議な味」
生酛というから乳酸が立っているのかなと思ったけどそうでもなさそうな感じ。
自分も飲んでみると……これは確かに水みたいなお酒。甘味辛味はどちらも殆ど主張せず、飲み始めと終わりから一貫して口当たりの良い"おいしい水”を飲んでいるような不思議な感覚。中々ないタイプの味のお酒でした。

※数値が高ければ味が優れているという訳ではないのでご注意下さい
料理との組み合わせ

至極さっぱりしたお酒なので食中向けと思い色々と合わせてみましたが、個人的によく合うと思ったのは豚の生姜焼き。味の濃い食事だとお酒の味わいが引き立ち上品な甘さが引き出されるので、豆腐やお刺身等よりも相性は上のように感じられました。生姜焼きは85点、右下の冷奴は75点、下のチーズ餃子は80点。
スペック一覧表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 蔵元 | 須藤本家(茨城県笠間市)→(HPリンク) |
| 使用米 | 不明 |
| 精米歩合 | 40% |
| 日本酒度 | 不明 |
| 酸度 | 不明 |
| アルコール度数 | 15~16度 |
| 種別 | 純米大吟醸酒 |
| 購入価格(税込) | 5,000円(720ml) |
買えるお店の紹介(あれば)
今回紹介した生酛バージョンは少ないのか売ってるお店は見つからず(というか、自分で買って飲むような価格帯のお酒ではないと思います)。
代わりに少々値段控えめの郷乃譽の純米大吟醸の生酒を見つけたのでそちらを紹介。日本最古の酒蔵である須藤本家の日本酒を一度飲んでみたい、そんな方には是非ともおすすめです。
※流通量の少ない地酒なので、品切れ&リンク切れの際はご容赦下さい。
次回のお酒はこちら→『021|シン・ツチダ』

