山とか酒とか

登山やお酒を始めとした趣味全般を雑多に、また個人的に有用だと思った情報を紹介しています。

谷川連峰その3 (大障子避難小屋→万太郎山→仙ノ倉山→三国峠→浅貝)

前回記事『谷川連峰その2』からの続きです。

inuyamashi.hateblo.jp

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この日は大障子避難小屋を出発し、谷側連峰の主脈を西進。万太郎山エビス大黒ノ頭などのピークを越えて今回の登山の最高地点である仙ノ倉山の頂を踏む。そこからは広々とした尾根道で花を愛でながら平標山へ。平標山からはそのまま麓に降りる事も考えましたが、少し時間があったので過去二回の登山コースをなぞるように三国峠経由で下山しました。

他の日程を見たい方は以下の記事よりリンクを辿って下さい。コース全体の軌跡もこちらに掲載しています。

【2020年6月】谷川連峰登山についての情報と記録 - 山とか酒とか

目次

大障子避難小屋→万太郎山→越路避難小屋

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前日と同じく午前2時頃に起床。朝飯は大峯奥駈道を歩いた時に食べたパスタがうますぎたので、無印で売ってた似たようなやつを試してみる。鍋が再起不能になるレベルで汚れるのが難点ですけど、この日も美味しく頂きました。

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[4:14]大障子避難小屋出発

空が明るくなって来ました。出発を見計らったかのように起き始める憎きブヨ共におはよう。

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まずは最初のピークである万太郎山まで黙々と歩く。緩い起伏を幾つか越えながら近付いていく。

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背後から御来光。一ノ倉岳オキの耳の間くらいから昇ってきました。

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万太郎山付近はシャクナゲが特に多く群生していました。ピンクに色鮮やかです。

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残雪、そして大障子ノ頭のピーク。まだ万太郎山は遠い。

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徐々に昇ってくる朝日……この日も滲んでる。気温が上がりそう。

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万太郎山方面の稜線。中腹くらいからそこそこ急な登りになる。

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万太郎山シャクナゲ。雰囲気の良い尾根道。

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ミヤマカタバミの蕾かな。クローバーみたいな葉っぱの形が特徴的。

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山頂手前のちょっとしたガレ場の急登。登りきった所に土樽駅方面に下れる吾作新道の分岐があります。

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分岐付近からの展望……ブヨが大量に写り込んでる。この辺りでも噛まれまくり。

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山頂近辺もシャクナゲが多い。

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[5:24-5:39]万太郎山

最初の主峰である万太郎山に到着。展望は良いですが、この付近は特に虫が多い。

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万太郎山から仙ノ倉山方面を中心とした展望。ここも標高は2,000m近い。

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仙ノ倉山を望遠で。左手前がエビス大黒ノ頭。右奥の小さなピークが平標山です。苗場山方面もよく見える。

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仙ノ倉山から左奥に見える山、白砂山上ノ倉山など。仙ノ倉山のすぐ左には佐武流山

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苗場方面の望遠。妙高山苗場山と丁度重なって全く見えません。

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山頂からは360度の展望でした。流石は谷川岳仙ノ倉山間では一番の主峰。

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麓の土樽、越後湯沢方面。正面に見えるのは岩原スキー場と、その付近のリゾートマンション。

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谷川岳方面の山々。逆光となりますが、それなりに山は多く見える。

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右の手前のピークが茂倉岳。中央から左にかけての山塊が巻機山。その背後に越後駒ヶ岳中ノ岳が辛うじて見えます。

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これから進む道です。エビス大黒ノ頭の間の最鞍部にあたる毛渡乗越まで500m近く下ります……そこから再び500m仙ノ倉山まで登り返し。起伏が凄い。

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シャクナゲは癒やし。

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暫くシャクナゲを眺めながらの稜線歩き。

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残雪と前日登ったオジカ沢ノ頭谷川岳方面の山々。

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ミネザクラハクサンイチゲ。花が多い尾根道。

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万太郎山から下ってきた所。緩く見えますが、それなりに斜度あります。

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もういい加減良いんじゃないの? って思うくらいに下る。

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少し標高が下がってきたら今度はシラネアオイが増え始めた。

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まだ暫く下ります……目の前のあれを登り返すのか、と思うと気が重くなる。

越路避難小屋→エビス大黒ノ頭→エビス大黒避難小屋→仙ノ倉山

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[6:13]越路避難小屋

毛渡乗越手前の越路避難小屋に到着……当初は大障子避難小屋ではなくここで宿泊する予定でした。ここも他と同様のドラム缶小屋。

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小屋から鞍部まで更に15分程下ります。

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ようやく最鞍部の毛渡乗越に到着。ここからエビス大黒ノ頭まで、まずは300mの登り返しです。

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エビス大黒ノ頭を望遠で。左側に人が歩いているのが見えます。時間的に越路避難小屋で泊まったっぽい。

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毛渡乗越からは登り一辺倒かと思いきや、意外に登り下りあります。

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登っている途中で万太郎山を振り返る……もうこんなに歩いたのかと思う程の距離感。

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山頂は見えてますが中々近付かない。

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エビス大黒ノ頭と右に仙ノ倉山。こちらはだいぶ近付いてきた印象。

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V字に切れた谷がありました。風の通り道なので涼しい。

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ハクサンコザクラミヤマキンバイ

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ツガザクラは今シーズン初見ですねー、綺麗。小さくてかわいい。

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依然として着かない山頂。

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ツガザクラが咲く尾根道を歩いていく。

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[7:42-8:03]エビス大黒ノ頭

エビス大黒ノ頭に到着……登り返ししんどかった。けど、ここまでくれば仙ノ倉山は目前。

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万太郎山方面を振り返る。朝からかなりの距離歩いたな。

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万太郎山の背後には茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳などが見えます。遠い。f:id:SISIS:20200615214029j:plain

巻機山越後三山方面。

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上州武尊山、その背後にはうっすら日光白根山……その右側には男体山も。前日では割と近くに見えていたのに、この日は霞みがちでやけに遠くに見える。

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仙ノ倉山方面の稜線。もうすぐ着く(感覚麻痺)。

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鞍部にはエビス大黒避難小屋……その上には人の姿が。先程見かけたのと同じ方でしょう。

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一転して近くなったのは白砂山佐武流山方面の山々。佐武流山の右に見えるのは岩菅山の稜線続きにある烏帽子岳

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烏帽子岳を望遠で。佐武流山の肩にほんの少しだけ裏岩菅山が見えてます。

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仙ノ倉山方面に下ります。ちょっと痩せ尾根っぽい道ですが区間は短いです。

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エビス大黒ノ頭を振り返る。

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仙ノ倉山への登り返しはこの付近から。40分程度の登りなので今までと比べれば大した事無いです。

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[8:27-8:30]エビス大黒避難小屋

懐かしのエビス大黒避難小屋に到着。最初にこの辺りに来た時は立って歩けないレベルの荒天で、ここに逃げ込んで挙げ句に引き返したという個人的に因縁のある小屋です……6月の同じくらいの時期なんですけど、この日は雲ひとつ無い晴天と真逆の天気。天気が違うとこうも印象変わるものなのか。

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ここの小屋も狭いし雨漏りしてて床が腐ってるしで中々でした……一瞥して仙ノ倉山方面へ登り返します。

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少し登った所からエビス大黒ノ頭エビス大黒避難小屋

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ジグザグに九十九折の道を登っていく……足元にはミヤマキンバイ

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急登ですが花の多い道でした……風が殆ど無いのでこの日も暑い。

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だいぶ上がってきた所。大きな万太郎山の山塊の奥に谷川岳一ノ倉岳茂倉岳……その左後ろには初日に登った朝日岳も見えます……あの場所から延々と歩いてきた事になる。

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急登も終わり、仙ノ倉山の山頂を見据えての緩やか稜線。シャクナゲがその登頂を祝福してくれる。

仙ノ倉山からの展望

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[9:04-9:41]仙ノ倉山

今回の山行で最高峰である仙ノ倉山に到着。過去2回は来てる山頂ですが、2回共視界ゼロのガスの中だったので展望がある状態で来たのは初めて。

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山頂の雰囲気。着いたばかりの時は誰も居ませんでしたが、次第に人が集まってきました。平標山、仙ノ倉山は日帰り登山でそれなりに人気なので。

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この山域では唯一標高2,000mの大台を越えるという事もあって展望は良いです。眼下に見えるのは、これから向かう平標山方面の緩やかな稜線。

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屏風のように左右に伸びる苗場山方面の稜線を望遠で。佐武流山の右後ろに見えるのは裏岩菅山。左側の少し尖った山が白砂山で、その右手前が上ノ倉山。上ノ倉山の右奥のうっすらと見えるのは横手山か?

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こちらは歩いてきた谷川岳方面の山々。気温が高くやや霞みながらも色々と見えます。

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望遠で。朝日岳から歩いてきたコースの山々の他、遠くの山もそれなりに見えました。

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一つ前の写真の山名入りのもの。

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更に望遠にしたもの。日光白根山鬼怒沼辺りの稜線も意外と鮮明に見えました。

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燧ヶ岳を中心にとした望遠。

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皇海山袈裟丸山方面の稜線。遠くからでも目立つ山です。

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こちらは別方向、雲に埋もれかけてますが浅間山。流石に存在感がある。

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赤城山も少し遠くなった。

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人気の山だけあって展望は良かったです。こんな天気の時に来れて幸せ。

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これから向かう平標山方面の階段。気持ちよさそうな尾根道が続いています。

仙ノ倉山→平標山→平標山の家

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景色を満喫したら平標山方面へ出発。日帰り登山でも大概は平標山方面から仙ノ倉山まで往復してくるので、この区間は人の姿も多い。

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だだっ広い雰囲気の平標山方面の稜線。一部階段はありますが殆ど起伏がありません。

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右奥の雪が付いた山が平標山です。長閑な笹原が続く……前2回来た時は強風に耐えながらこの辺りを歩いた。

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ミネザクラが咲いてます。花が多いエリアなので皆足を止めて写真撮影。

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ミネザクラを単体で。この辺りに来れば6月でもお花見ができるという事。

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平標山を見据える。広々とした尾根。

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距離はそれなりにありますが、起伏が殆ど無いのでどんどん近付く平標山。

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足元にはチングルマ。蕾も多く、まだ咲き始めといった頃。

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すぐ側にはチングルマハクサンコザクラの大群生地。つい足を止めて眺めてしまう。

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花のシーズンとしてはまだ少し早いかな。

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コメバツガザクラ、そしてハクサンコザクラ。暑さで少しお疲れ気味に見える。

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平標山への最後の上り。目が眩む程の鮮やか過ぎる青空。

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[10:24-10:42]平標山

仙ノ倉山から1時間足らずで平標山に到着。ここの展望も良いです。

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山頂の雰囲気と展望。流石に霞み始めたものの赤城山榛名山浅間山辺りも微かに見える。

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これから下る尾根道。手前の若干左に伸びたピークが大源太山(マッターホルンとは別物)で、その右奥が三国山。ちなみに奥にうっすら見えるのが榛名山

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西側の山々。苗場山、裏岩菅山、佐武流山、白砂山など。左手前には苗場スキー場のゲレンデやプリンスホテルの建物も見える……左の方に薄く見えてるのは浅間山

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それらを望遠で……ここまで来ると苗場山は近い。山頂に建つ自然体験交流センターも見えます。

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仙ノ倉山方面の稜線、歩いてきた道を振り返る。これ以降は大きく標高が下がってしまうので、森林限界を越えた開放感のある景色は見納め。最後まで天候が安定してよかった……安定しすぎて酷暑だけど。

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平標山の家方面に下っていく。この辺り、前回来た時は殆ど雪で埋まってたかな。

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小屋を目指して下っていきます。その辺りが森林限界の境目となっているように見える。

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小屋が目前となった所。背後の大源太山の山塊が大きい。

平標山の家→三角山→三国山三国峠→浅貝

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[11:11-11:30]平標山の家

肩の小屋以来の有人小屋である平標山の家に到着。肩の小屋と違いこちらは営業していました……水も出ている!

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無性に食べたかったけど平日は要予約との事でした。意外においしいってフレーズが笑える。もっと自信持とうぜ。

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小屋裏でコーラを飲みながら仙ノ倉山をぼーっと眺める。時間的にそこまで余裕無いですが、まったりする時間も大事。

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小屋と平標山仙ノ倉山の並び。来るのは3回目くらいですが、いい所なのでまた機会があれば……次はカレーが食べられるといいね。

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殆どの方がそのまま下山していくのを尻目に、大源太山方面に向けて縦走を再開。これまでの森林限界を越えた尾根歩きとは打って変わり、木々の多い鬱蒼とした雰囲気に。

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途中から平標山仙ノ倉山。そしてエビス大黒ノ頭。右の薄く見えるのは上州武尊山

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こちらは苗場山方面。スキー場が近い。

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樹林帯へ。タラの芽みたいなのが生えてた。

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大源太山への分岐。今回はそこまで時間に余裕が無いのでパスしました……最初に来た時に一度登ったきりかな。分岐まで来ると三角山のピークが近い。

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[12:20-12:31]三角山

三角山に登った所で一組休憩してる方がいらっしゃいました……自分も暑すぎてもたない、休みを挟みながら刻んで進む。

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三角山からの展望。霞んでしまい赤城山が殆ど見えない。

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台形の形をした三国山を目指して進んでいきます。

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ヤマツツジの群生。標高が下がってきたので花のバリエーションも変わってきた。

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途中、暫く他の山に隠れて見えなかった谷川岳が見えました。望遠してみるとオキの耳トマの耳がよく見える……ちなみにそのすぐ左のピークはオジカ沢ノ頭、山頂直下に避難小屋が見えます。

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風が全く通らない灼熱の尾根歩き。三国山へのアップダウンもそれなりにある。

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途中のピークから大源太山方面を振り返る。歩いてきた主稜も随分と遠くなってしまいました。

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[13:48-14:10]三国山

今回の登山で最後のピークとなった三国山に到着。本当は白砂山方面の縦走に行きたかったんですが、翌日から梅雨入りとなれば仕方ない。

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三国山からの展望。気温が高くなり全体的に霞みがち。

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急坂を下っていきます。整備された道ですが階段の段差が大きく、疲弊した足には少々つらい。

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苗場山と苗場スキー場下のビル街が見えました。大都会。

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こちらは群馬県側。すぐ下が三国トンネルの入口です……更に奥の沢沿いの所には前回のスタート地点である法師温泉の建物も見える。

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[14:44-14:54]三国峠

三国山から下り三国峠へ。峠上には三国権現の神社があります。

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旧三国街道を下っていきます。左には稲包山方面の分岐……この道を進めば白砂山に行ける。一日出発が早ければ。

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旧街道という事もあって道は広いです。

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途中水場があり、気付けば顔面から突っ込んでました。沢水ですがよく冷えていて美味しい。MAPPAで水浴びしたい衝動に駆られるも自重。

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[15:29]三国峠登山口

程なくして登山口に下りました。関越トンネル新潟県側の出口に近く、急に人工的で物々しい雰囲気に。

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バス停まで3km程歩きます。下山後の舗装路歩きって地味にきついんですよね。

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[16:13]浅貝上バス停到着

バスは写真のリゾートマンションが始発なんですが、マンションの目の前で待つというのもなんか変な気分なので、少し先の浅貝上のバス停から乗りました。

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バスがやってきました。後は東京まで運ばれるのみです。

帰路

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割と頻繁に来てるので久々?って感じはしない越後湯沢駅。けど今年はコロナでこの付近のスキーには行けなかったので本当に久々。

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駅の建物に入り、そのまま吸い込まれるように立ち食いそば屋へ。登山帰りは異常に腹が減っていて、なんだか毎回食べてしまう。注文したのは全部乗せで大盛りの巨大なやつ。余裕の完食。

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コロナの影響もあってか土産物屋街は閑散としていました。観光シーズン以外は普段もこんなもんですが。

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毎回寄ってるぽんしゅ館にも行きたかったけど、蕎麦食べていたりしたら時間がなくなってしまい断念。後ろ髪引かれる思いで改札口へ。

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越後湯沢からはそのまま電車を乗り継いで帰宅しました。

灼熱地獄の中の登山は中々に苦痛でしたが、一度も雨に降られなかった事を山の神に感謝したいです。天候の安定しない山域なだけに。