山とか酒とか

登山やお酒を始めとした趣味全般を雑多に、また個人的に有用だと思った情報を紹介しています。

山とか酒とか

滝子山、高川山 (初狩駅→滝子山→初狩駅→高川山→大月駅)

f:id:SISIS:20200418010409j:plain

2020年4月、初狩駅を起点とし滝子山高川山の登山に行ってきましたので、その時の情報などを記します。実際に行く際の参考にして頂ければ幸いです。

目次

山域についての案内

概要

滝子山高川山の両山共に中央本線初狩駅から徒歩圏内にあり、沿線からのアクセスもよく気軽にハイキングが楽しめる山です。どちらも秀麗富嶽十二景に指定されており、富士山方面の展望が開けています。

滝子山の方は前回私が歩いたような大菩薩、小金沢方面の縦走と絡める事ができますが、滝子山単体でも沢沿いの道、尾根沿いの道、コースによっては岩場などバリエーションに富んでいます。登り4時間弱とそこそこ長く道も険しいので、やや健脚向けの山でもあります。

高川山は駅から1時間30分程度で山頂に到達可能で、滝子山と比較すると登りやすい山で、往復するだけなら半日程度で可能です。登りやすい割には山頂の展望も良いので沿線では特に人気がある山です。

登山口へのアクセス

滝子山

中央本線初狩駅笹子駅からそれぞれ幾つかのルートが伸びています。笹一酒造笹子餅で有名なみどり屋等、笹子駅周辺の方が時間潰しができるスポットが多い為、下りに笹子駅に降りるコース取りをおすすめします。

高川山

初狩駅からそのまま男坂、女坂を経由するものも含めて幾つかコースがあり。若干足を伸ばして大月駅富士急行田野倉駅等に降りる(登る)事も可能。

コースの状況

初狩駅滝子山

藤沢集落から登る最もポピュラーなコース。沢沿いの道はシーズン初め、台風等で増水した後は荒れている場合がありますが、人が多く通るコースなので整備も相応に良く成されています。

初狩駅高川山→むすび山→大月駅

こちらもよく整備されたコースですが、高川山男坂大月駅方面の縦走路などに傾斜が急な箇所も一部存在します。

実際の登山記録

以下、今回のルートです。

経緯&前置き

コロナで外出自粛要請中ですが、体力維持&気分転換も兼ねて近場の山に登ってきました。

初狩駅→桧平

f:id:SISIS:20200418010113j:plain
f:id:SISIS:20200418010116j:plain

いつものように中央線で西進。2020年3月のダイヤ改正下り高尾駅始発が5:15に変わり、接続列車が0分乗り換えになってしまったので無理かなーと思いきや、何事も無く接続していました……この日は念の為に一本前の電車で来たのですが、意味なかった。

f:id:SISIS:20200418010119j:plain
f:id:SISIS:20200418010127j:plain

車窓から見る限りでは雲ひとつ無い青空。期待はできそうですが……何やら滝子山が白く見える

f:id:SISIS:20200418010130j:plain
f:id:SISIS:20200418010138j:plain

[6:05]初狩駅出発

まあまあ足繁く通っている初狩駅で下車。本日もここから駅からハイクです。

f:id:SISIS:20200418010143j:plain
f:id:SISIS:20200418010146j:plain

滝子山を見据えながら歩みを進めていく……が、やはり山頂付近の雪が気になる。

f:id:SISIS:20200418010151j:plain
f:id:SISIS:20200418010156j:plain

国道から道に折れて藤沢集落方面へ。こちらも殆ど歩き慣れている道。

f:id:SISIS:20200418010200j:plain

都心部よりやや標高が高いのか、この付近では訪問時点で桜が見頃を迎えていました。

f:id:SISIS:20200418010204j:plain

集落内を進んでいく。山間なのでまだこの時間帯陰影が深い。

f:id:SISIS:20200418010211j:plain

振り返れば富士山が大きい。青空も澄んでいて気持ちが良い。

f:id:SISIS:20200418010214j:plain
f:id:SISIS:20200418010218j:plain

集落北端にある藤沢子神社にて道中の無事を祈願。境内からは鳥居越しに富士山が見える。

f:id:SISIS:20200418010222j:plain

指導標に従い登山道を進んでいき、まず最初の渡渉点。水量は普通。特に問題なく渡れます。

f:id:SISIS:20200418010226j:plain

沢沿いの道を登っていく。コロナで登山者が少ないという事もあってか、普段よりやや荒れている印象を受けた。

f:id:SISIS:20200418010229j:plain
f:id:SISIS:20200418010233j:plain

沢沿いの道の様子。橋の上の鉄プレートの上に水が流れ込んでいた。

f:id:SISIS:20200418010237j:plain水量が少なくなってきたものの、まだ沢沿い。

f:id:SISIS:20200418010245j:plain
f:id:SISIS:20200418010241j:plain

指導標に従い先へ。春らしく、地面では何かの植物が芽吹いてました。

f:id:SISIS:20200418010250j:plain
f:id:SISIS:20200418010257j:plain

沢を離れ水場近くのベンチを越えると、九十九折で尾根に上がる。

f:id:SISIS:20200418010301j:plain

尾根上に登り、辺りが開けた所。

f:id:SISIS:20200418010304j:plain
f:id:SISIS:20200418010308j:plain

木の枝で見えないものの一応富士山も見えます。

f:id:SISIS:20200418010312j:plain
f:id:SISIS:20200418010315j:plain

木の枝に隠れる滝子山を見据えつつ進んでいくと、雪がちらほらと……。

桧平→滝子山

f:id:SISIS:20200418010319j:plain
f:id:SISIS:20200418010323j:plain

[8:15-8:20]桧平

男坂と女坂の分岐点である桧平に到着した頃にはガッツリと雪が増えてました。

f:id:SISIS:20200418010328j:plain

桧平からの富士山。右側の電波塔のある三ツ峠山は、谷一つ挟んで向かい側と近い。

f:id:SISIS:20200418010332j:plain

男坂方面。雪が道を覆い判然としないが、適当に歩いていく。

f:id:SISIS:20200418010340j:plain
f:id:SISIS:20200418010343j:plain

岩場。露出してる箇所もあるものの、大半は雪に埋もれていて歩きにくい。

f:id:SISIS:20200418010347j:plain

女坂との合流点に出てきた所。

f:id:SISIS:20200418010350j:plain
f:id:SISIS:20200418010353j:plain

尾根道の様子。腐った雪で歩きにくい道が続く。

f:id:SISIS:20200418010357j:plain
f:id:SISIS:20200418010400j:plain

左は大谷ケ丸、そして笹子駅方面に向かうトラバース路……こんな道歩きたくないなー。ずり落ちそう。

f:id:SISIS:20200418010404j:plain
f:id:SISIS:20200418010409j:plain

[9:15-9:48]滝子山

殆どつぼ足での急登が続いたので、やけに時間掛かりました。コースタイムもオーバー気味。

f:id:SISIS:20200418010412j:plain

山頂の雰囲気。ここまで雪が積もった状態で来るのは初めてかな。疲れたけど来てよかった。

f:id:SISIS:20200418010416j:plain

ほぼ360度展望。木々の茂る西側を除き、大抵の山が見える。

f:id:SISIS:20200418010445j:plain

南側、富士山方面。その手前の三ツ峠山御坂山塊は若干雪が積もっている。この滝子山と同じような状態だと思われます。

f:id:SISIS:20200418010437j:plain

少々望遠で。

f:id:SISIS:20200418010454j:plain
f:id:SISIS:20200418010458j:plain

富士山をクローズアップ。

f:id:SISIS:20200418010519j:plain
f:id:SISIS:20200418010523j:plain

御正体山~杓子山。御正体山の右奥に見えるのは箱根かな?

f:id:SISIS:20200418010426j:plain
f:id:SISIS:20200418010430j:plain

南アルプスを拡大。右の写真では左から聖岳赤石岳悪沢岳

f:id:SISIS:20200418010508j:plain

こちらは北側、大菩薩嶺、黒岳、雁ヶ腹摺山方面。

f:id:SISIS:20200418010513j:plain

先に行くつもりだったけど、標高の低い滝子山で既にこの感じだと以降もラッセル強いられそうなのでパスする事に。

f:id:SISIS:20200418010501j:plain

大菩薩、左後ろに秩父、そして八ヶ岳奥秩父山塊の左側の起伏は金峰山で、拡大してみると山頂に座する五丈石が見える。その右側に国師ヶ岳北奥千丈岳、やや右手前に黒金山、少し右に離れて甲武信ヶ岳三宝山)。しんどかったけど、これだけの山が見られればひとまず満足。

f:id:SISIS:20200418010530j:plain
f:id:SISIS:20200418010527j:plain

黒岳と雁ヶ腹摺山の間には丁度雲取山が見える。右は遠くにぽつんと見えた山。恐らく大岳山

f:id:SISIS:20200418010434j:plain

八ヶ岳も遠いながらも綺麗に見えました。まだまだ雪残ってますね……流石にあのレベルの山行くならコロナが収まってからだな。

滝子山初狩駅

f:id:SISIS:20200418010533j:plain
f:id:SISIS:20200418010537j:plain

下山。あのトラバース路を通って笹子方面に下る事も考えましたが、やはり北側斜面は雪が多そうなので来た道を戻る事にしました。

f:id:SISIS:20200418010541j:plain
f:id:SISIS:20200418010545j:plain

いつも男坂から登ってくるので、帰りは女坂を通ってみようかなと進んでみたら途中で後悔。全体的にジグザグのトラバース路が続くので雪が深いと歩きにくい。おまけに倒木も幾つかあり男坂以上に時間かかりました。

f:id:SISIS:20200418010548j:plain
f:id:SISIS:20200418010552j:plain

桧平で富士山を一拝みしたらそのまま下る。雪のない道って素晴らしいね。走れるんだもの。

f:id:SISIS:20200418010602j:plain

麓に到着。太陽は高く明るい。明るい農村という雰囲気。

f:id:SISIS:20200418010604j:plain
f:id:SISIS:20200418010608j:plain

桜を眺めながら下っていく。

f:id:SISIS:20200418010616j:plain

桜の木の下にあるあいさつ街道の標語は今や虚しく、そして悲しい。コロナはよ消滅しろ。

f:id:SISIS:20200418010620j:plain

この時点で正午。雪道で疲れたから降りてきてしまったけど、まだまだ時間あるな……という訳で、急遽目の前の高川山におかわり登山する事に。

f:id:SISIS:20200418010624j:plain
f:id:SISIS:20200418010628j:plain

振り返り滝子山。不完全燃焼だったので近い内にでもまたリベンジしたい。

f:id:SISIS:20200418010631j:plain

[12:09]初狩駅

駅に到着。けど電車には乗らず駅前を素通りするのみ。

初狩駅高川山

f:id:SISIS:20200418010636j:plain
f:id:SISIS:20200418010640j:plain

初狩駅からはガード下を潜って線路の北側に行く。

f:id:SISIS:20200418010642j:plain
f:id:SISIS:20200418010646j:plain

振り返ると滝子山が良い感じ。左は笹子雁ヶ腹摺山近くのお坊山

f:id:SISIS:20200418010649j:plain

墓と桜と滝子山。死んだらこんな感じの風光明媚な所に眠りたいね。

f:id:SISIS:20200418010654j:plain

高川山登山口手前の駐車スペース。2台ほど車が止まっていた。仲間いるじゃん! と、少しばかり後ろめたさも消える。

f:id:SISIS:20200418010659j:plain
f:id:SISIS:20200418010702j:plain

高川山の登山口より登り始め。短いけど意外と険しいのがこの山。

f:id:SISIS:20200418010706j:plain

木の洞から生えるスミレ。あまりにも可愛いので通り際、コンニチワって声が聞こえたような気がした。

f:id:SISIS:20200418010709j:plain
f:id:SISIS:20200418010714j:plain

男坂と女坂で途中分かれますが、男坂はそこそこの険しさ。

f:id:SISIS:20200418010720j:plain

尾根上に上がると緩やかで開放感のある雰囲気に……しかし、どうやら曇ってきてしまったようで。

f:id:SISIS:20200418010724j:plain

笹尾根の雰囲気

f:id:SISIS:20200418010727j:plain
f:id:SISIS:20200418010742j:plain

[13:35-1409]高川山

滝子山では1人すれ違ったのみでしたが、こちらは5人程いらっしゃいました。

f:id:SISIS:20200418010730j:plain

高川山からの展望。景色は良いものの雲がやや重い。

f:id:SISIS:20200418010746j:plain
f:id:SISIS:20200418010749j:plain

三ツ峠山。そして右には……鳳凰三山甲斐駒ヶ岳かな? 拡大すると地蔵岳オベリスクっぽいものが見える。

f:id:SISIS:20200418010753j:plain
f:id:SISIS:20200418010756j:plain

富士山二連。

f:id:SISIS:20200418010803j:plain

東側は田野倉駅方面。右側にリニアの実験施設が見える。

高川山→むすび山→大月駅

f:id:SISIS:20200418010807j:plain
f:id:SISIS:20200418010811j:plain

せっかくなので、まだ未踏の大月駅方面の縦走路を歩く事にします。平坦な道かなと思いきや意外にも傾斜は急。

f:id:SISIS:20200418010815j:plain
f:id:SISIS:20200418010818j:plain

この辺りで田野倉駅に下った事はありますが、今回はそのまま大月駅に直行。

f:id:SISIS:20200418010821j:plain
f:id:SISIS:20200418010829j:plain

そろそろツツジの季節かなーというもの。どこか写真撮りに行きたいですが、コロナがねぇ。どこに行くのも今はコロナがねぇ。

f:id:SISIS:20200418010836j:plain

色鮮やかなヤマツツジ

f:id:SISIS:20200418010839j:plain

道は分かりやすいく問題ないのですが、まあまあ険しい道。

f:id:SISIS:20200418010843j:plain
f:id:SISIS:20200418010850j:plain

花もそこそこ。キンポウゲともう一つは? カタクリの時期にも来たいね。

f:id:SISIS:20200418010846j:plain

天神峠付近。峠に地蔵や社はつきもの。

f:id:SISIS:20200418010854j:plain

大分下ってきた所。リニアが横に見えるようになった。

f:id:SISIS:20200418010901j:plain
f:id:SISIS:20200418010858j:plain

左の写真の奥の方に見えるのは道志山塊。何やら電車の音が聞こえると……思ったら麓で富士急が走ってた。

f:id:SISIS:20200418010909j:plain
f:id:SISIS:20200418010912j:plain

[15:55-16:06]むすび山

尾根の端に当たるむすび山に到着。大月防空監視哨という陸軍施設があり、その遺構が保存されている。

f:id:SISIS:20200418010923j:plain
f:id:SISIS:20200418010927j:plain

むすび山からはものの数分程度で大月の街中へ。市民は気軽に山歩きが楽しめていいね。

f:id:SISIS:20200418010930j:plain
f:id:SISIS:20200418010934j:plain

桂川を渡る。

f:id:SISIS:20200418010937j:plain
f:id:SISIS:20200418010942j:plain

大月の市街地。この辺りを歩いたのは初めてかな?

f:id:SISIS:20200418010946j:plain
f:id:SISIS:20200418010949j:plain

[16:28]大月駅

ゆっくり歩いて到着……そして電車を乗り継ぎ帰宅。ガラガラではあるが、やはりこの状況下での電車移動は怖い。