
登山用のお酒に森戸酒造の【地酒 十一正宗】を調達しましたので、甘口辛口などの味の解説やレビューをざっくばらんに書き殴ります。皆さんの日本酒選びに1ミクロンでもお役に立てますと幸いです。
一つ前の記事です→『059|十一正宗 特別純米酒 しぼりたて生酒』
お酒のレビュー
概要と経緯
前回に引き続き、今回も2025年3月の高原山登山に際に製造元である森戸酒造に立ち寄って調達したお酒となります。(そうした経緯につきましては前回記事にて……)
それで前回記事の十一正宗のしぼりたて生酒をまず一本と決めたという所で、何やら綺麗な柄のワンカップ(柄については下の方の写真にて)を発見。最近は雪山に行く時は、普通の冷酒用の四合瓶とは別に燗酒ができる一合瓶くらいの小瓶(鍋で湯煎できる物)を用意していく事が多いのですが、このワンカップは丁度いいなと思い追加で購入したという次第。
スペックは記載はありませんでしたが、店売り場に【地酒 十一正宗】という名で売られており、それと同名の普通酒が売られていたので、中身はそれと同じものだと判断。ただ使用米、精米歩合ほかスペックの数値はアルコール度数以外は不明です。(普通酒ではありがち)

前回記事に引き続き、今回もせっかくなので高原山登山の時の写真を数枚ほど。高原山の最高峰である釈迦ヶ岳の山頂でテント泊した翌日は、もう一つの主峰である鶏頂山へ登頂し、その後は北上して明神岳、前黒山方面へ縦走という行程。その明神岳~前黒山間は正規のコース(いわゆる夏道)が無いので、普段歩けない区間を雪を利用して縦走してしまおうという目論見でした。
写真はその明神岳~前黒山の間の鞍部の雪原。前黒山は左奥に見えているピークの左側です。その右に見える高いピークは1,700mの無名ピークで、主峰である前黒山(1,678m)より標高は高い。

この日は前黒山の山頂(の少し先の開けた場所)で雪上テント泊としました。写真左側には、越えてきた高原山の主峰、釈迦ヶ岳と鶏頂山が見えている。

この日のスタート地点である釈迦ヶ岳を眺めながら十一正宗を楽しむ。この時点では既にワンカップの方は空でしたが、これをお猪口代わりにして飲んでいました。もみじ柄で若干季節外れでしたが、柄が綺麗で気に入ったので家でコップとして活用しています。
味覚の傾向

前回に引き続き、今回もソロ登山に飲んだお酒なので一人でのレビューとなります。
まずは冷やで飲んでみた所。味わいとしては最初に来る甘めはやや控えめで、その後は前回のしぼりたて生酒でもあった若干の酸味が感じられ、それがキレて全体を纏めている。濃淡はかなりさっぱり目ですが、さっぱりながらもお酒の起承転結(膨らみからキレ)はコンパクトに収まっている印象。
一方で燗酒にしてみると(登山中の湯煎なので温度は適当)、甘味はやや増して一気にノビが出てきたりと全体的なボリュームが増してくる。冷やは冷やでさっぱりしていて良かったですが、燗にした時の映え方は凄いかも。


※数値が高ければ味が優れているという訳ではないのでご注意下さい
料理との組み合わせ

前回の記事でもパックの写真を載せましたが、燗酒にしておでんと合わせてみました。しぼりたて生酒との相性も中々でしたが、熱々のおでんにはやはり熱々の燗酒……味わい的にも、燗酒にする事で出てきた甘味と出汁の塩気のコントラストが秀逸。95点の組み合わせ。※登山補正あり
スペック一覧表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 蔵元 | 森戸酒造(栃木県矢板市)→(HPリンク) |
| 使用米 | 不明 |
| 精米歩合 | 不明 |
| 日本酒度 | 不明 |
| 酸度 | 不明 |
| アルコール度数 | 15度 |
| 種別 | 普通酒 |
| 購入価格(税込) | 300円(180ml) |
買えるお店の紹介(あれば)
前回のしぼりたて生酒と同様、Amazon、楽天での取り扱いはありませんが、蔵元直営のオンラインストアがあり各銘柄の入手そのものは比較的容易。ショップ内の【地酒「十一正宗」】が今回のお酒となります。(ただしワンカップの取り扱いは無く一升瓶のみ)
※流通量の少ない地酒なので、品切れ&リンク切れの際はご容赦下さい。
次回のお酒はこちら→『061|飛鶴 しぼりたて 本醸造無濾過生原酒』