
自宅の晩酌用に菊姫合資会社の【菊姫 にごり】を調達しましたので、甘口辛口などの味の解説やレビューをざっくばらんに書き殴ります。皆さんの日本酒選びに1ミクロンでもお役に立てますと幸いです。
一つ前の記事です→『051|しろくま部長の純米酒』※未作成
お酒のレビュー
概要と経緯
菊姫のお酒は以前紹介した山廃純米(『046|菊姫 山廃純米』で紹介)からの2本目となります。山廃純米の方は個人的には菊姫の中でのレギュラー酒という位置付けと認識していますが、今回紹介するにごり酒もほぼ同等に近い立ち位置のお酒で、菊姫を取り扱うお店であれば大抵の所で置いてある印象があります。
スペックについては名前の通り、しっかりと澱が入ったにごり酒で、瓶の下から1/3より上の辺りまで澱の層ができています。ちなみにこちらのお酒、精米歩合は表記されていないので普通酒扱いですが、使用米は山田錦、その中でも特A地区として知られる兵庫県三木市吉川町産と贅沢感が。(けどお酒の価格そのものは一升2500円を下回るので、かなり手頃な部類です)
ちなみに菊姫とその製造元の菊姫合資会社については山廃純米の記事でだいたい紹介を済ませているので今回の記事では割愛させていただきます。

ただ、山廃純米の方の記事では自分は菊姫の製造元がある鶴来の町をは歩いたこと無い……とばかり思ってましたが、HDDの写真を漁ってみたら白山比咩神社→鶴来駅というルートで過去歩いていました。右側が菊姫合資会社で、隣接する酒造施設のビルが際立つ。


こちらはその時訪れた北陸鉄道の加賀一の宮駅の駅舎とその付近にある、白山神社の総本社である白山比咩神社。加賀一の宮駅は既に廃駅となった後だったので、鶴来駅からこの場所までは路線バスで移動しました。
味覚の傾向

今回も例によって家族からのレビュー(滓をきっちり混ぜた状態で)。ただ、こちらのお酒は割とコンスタントに飲んでいるので既にお互い味は知っていたり……。
家族「にごり酒って感じの味。甘いけど甘すぎず酸味も少しある」
犬山「辛さとかキレはある?」
家族「そこまでないかな。甘さのほうが際立ってると思う」
改めて飲んでみると、まず最初はにごり酒特有の澱そのものの濃厚かつまったりとした味わいが広がる。酒質自体もやや甘めでそれが伸びるものの、終盤に若干感じられるアルコール感がキレという程ではないにせよ一纏めにして収束する。起承転結はっきりとした、完成度の高いにごり酒でした。
ちなみに、にごり酒とかおりがらみのお酒全般に言える事ですが、よく振ってにごり酒として普通に飲む他、最初は敢えて撹拌させずに上澄みだけという飲み方もおすすめです。同じお酒でも2回の楽しみとなりますので。

※数値が高ければ味が優れているという訳ではないのでご注意下さい
料理との組み合わせ

甘めのお酒ですが、後味さっぱりしているので料理との相性も比較的良いです。
今回は鶏白湯にコハダの酢締め、松前漬けなど。一般的ににごり酒と相性が良いとされる鍋物とは無難によく合い80点。コハダも単体では酸味が強めですが、甘めのにごり酒を交互に挟むと無限に進みます……こちらも80点。特に相性が良いと思ったのが松前漬けで、塩味がかなり強めで甘いにごり酒との相性は秀逸。92点くらい。
スペック一覧表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 蔵元 | 菊姫合資会社(石川県白山市)→(HPリンク) |
| 使用米 | 山田錦 |
| 精米歩合 | 70% |
| 日本酒度 | 不明 |
| 酸度 | 不明 |
| アルコール度数 | 14度 |
| 種別 | 普通酒 |
| 購入価格(税込) | 2,310円(1,800ml) |
買えるお店の紹介(あれば)
以前紹介した山廃純米もそうでしたが、製造元である菊姫合資会社は酒蔵というよりは中堅酒造メーカーくらいの規模という事で生産量は多く、入手は比較的容易です。Amazon、楽天どちらでも通年買えると思います。(Amazonは送料込み価格のものが多いので、その辺は計算の上で)
個人的に、この満足度でこの価格?(一升2500以下)という感じでコスパ面では抜群に良いお酒だと思ってるので、にごり酒が苦手じゃないという方には幅広くおすすめです。
次回のお酒はこちら→『053|天海山 上撰』

