
自宅の晩酌用に辰馬本家酒造の【白鹿 すずろ】を調達しましたので、甘口辛口などの味の解説やレビューをざっくばらんに書き殴ります。皆さんの日本酒選びに1ミクロンでもお役に立てますと幸いです。
一つ前の記事です→『033|大七 純米 生もと』
お酒のレビュー
概要と経緯
こちらの白鹿すずろは前回記事の大七(『033|大七 純米 生もと』にて紹介)と同じく近所のスーパーのディスカウントコーナーで購入したお酒となります。
ちなみにですが、ディスカウントと言っても製造から日が経っているという訳ではなく、贈答品のバラだったり、商品入れ替えで棚に置き場がなくなったものを安価で置いているというだけという事が大半なので、普段あまり買わないような銘柄を試すきっかけとして個人的に重宝してたり……。
そうした中で見かけた白鹿すずろですが、白鹿といえば個人的にはパック酒のイメージがあり、醸造元である辰馬本家酒造も酒蔵と言うよりは酒造メーカーという規模。と言っても最近は自分も大手メーカーのお酒を燗酒用として割と頻繁に飲んでたりするのですが、こちらのすずろは普通酒という括りながら冷酒用との事。なんだか面白そうだなと思い今回選んでみました。


白鹿を醸す辰馬本家酒造は灘五郷という定義上の西宮郷(兵庫県の西宮市の南西部)に位置している、いわゆる灘の酒を作る酒蔵の一つ。最寄りとなる阪神の西宮駅には用事があって訪れた事はありますが、本腰入れての散策をした事はなく……近隣の今津郷を含め大小様々な酒蔵が密集する日本屈指の酒造密集地帯なので、いつかじっくりと飲み歩いてみたい所です。(阪神西宮→白鹿の酒ミュージアム→日本盛の煉瓦館→今津郷の大澤本家酒造&万代大澤醸造→阪神今津と巡るコースは頭の中で既にあったり)
味覚の傾向

例によって家族からのテイスティングとなります。
家族「かなり甘い。甘いけどさっぱりしてて、けど最後に辛味?が来る」
犬山「アルコール感がある?」
家族「たぶんそう。けど、全体的にさらっとしていて美味しいと思う」
自分も飲んでみる。最初に感じられるのは甘味……けど、ドロッとした濃厚な甘さではなく、あくまで爽やかで砂糖水に近い(ちょっとだけ村祐に近いなとも思った)。その後は結構なアルコールの感じが広がり、それが若干のキレを作って最終的にはそこまで伸びず締まる。
甘味メインながらも口に残らずさっぱりしているので食中でも合わせられそうな感じ。ただ公式では推奨はされてませんが、アルコール感が結構あるので燗酒にしても変化を楽しめそうな気がします。(初秋だったので冷酒で消化してしまいましたが)

※数値が高ければ味が優れているという訳ではないのでご注意下さい
料理との組み合わせ

今回はクジラ(ニタリクジラ)と真鯛の刺身と合わせてみました。真鯛の方だと白身魚の仄かな甘味を打ち消してしまうので相性的にはそこまで……でしたが、クジラの方とはいい感じ。特有の癖があるのでラストのアルコール感がいい仕事してくれます。真鯛60点、クジラ80点くらいの組み合わせ。
スペック一覧表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 蔵元 | 辰馬本家酒造(兵庫県西宮市)→(HPリンク) |
| 使用米 | 不明 |
| 精米歩合 | 不明 |
| 日本酒度 | -2 |
| 酸度 | 不明 |
| アルコール度数 | 14~15度 |
| 種別 | 普通酒 |
| 購入価格(税込) | 880円(720ml) |
買えるお店の紹介(あれば)
Amazonの方のみで取り扱いがありましたので紹介致します。大手メーカーの日本酒ですが、すずろってくらいなので夏場を中心に売られる商品らしく(実際、ラベルに季節限定とあります)、記事作成時点の2月では楽天の方では見当たらず……夏頃になると楽天や他の小売店とかでの取り扱いも増えてくると思います。
この価格帯で甘口酒というのは選択肢が意外と少ないので、お酒選びに際してコスパを念頭に置く方にはおすすめです。
※流通量の少ない地酒なので、品切れ&リンク切れの際はご容赦下さい。
次回のお酒はこちら→『035|東力士 極雫 袋吊り純米生原酒』
