
2025年10月、那須岳から二岐山までの縦走登山に出掛けてきました。この記事ではその時の記録等を掲載しますので、実際に登る際の参考にして頂ければ幸いです。
目次
山行の概要
まえがき
この登山の翌月の11月にかなり長め(10日越え)の縦走登山を計画しているので、そのための足慣らしというかトレーニングの名目で登ってきました。
当初の予定では、前回の中央アルプス縦走の丁度1ヶ月後の9月下旬頃に行くつもりだったのですが、その頃から天気がずっと安定せず、その更に翌月の10月もやけに雨の多い月……行き先も当初は北東北の秋田駒ヶ岳→八幡平辺りだったのが、出発が遅くなるにつれて、杢蔵山→神室山、安達太良山→吾妻連峰→磐梯山と徐々に緯度が下がっていき、ついには関東の那須岳にまで下がってきたというのが事の次第となります。
その行き先となった那須岳は以前に一度、家族登山で三斗小屋温泉宿泊で茶臼岳→三本槍岳→三倉山と割とがっつり歩いたことがありますが(当時のヤマレコの記事)、その時は茶臼岳の南側の南月山方面、三本槍岳の北側の甲子山方面には足を踏み入れてなかったので、今回の登山ではそちらを絡めて歩く事に。ただ、それでも過去一過酷となる次回のロング縦走のトレーニングとしては軽めだったので、甲子山より更に北上して二岐山まで行くというコースに最終的に決定となりました。
ただ、天気については確実に晴れるのが最初の2日間のみで以降は雨予報と、何かと空模様に悩まれそうな感じで……。
登山の記録
歩いたルート(GPSログ)
今回は上記のコースで歩きました。
那須岳から二岐山その1(一軒茶屋バス停→黒尾谷岳→南月山→日の出平)

登山初日は麓の一軒茶屋から稜線上までの登りがテーマ。黒磯駅裏の試飲ができる稀有な酒屋で地元栃木の日本酒を調達した後、一軒茶屋バス停から登り始め。まだまだ麓という所から別荘地を潜り抜けての登山口までの舗装路歩きは意外に長く、その後の黒尾谷岳までの登りは存外険しい。満載の水の重さに苦しんだ事もあってか、この日のメインである南月山まで意外に時間がかかり、その少し先の日の出平で日が暮れて行動終了となりました。
那須岳から二岐山その2(日の出平→茶臼岳→朝日岳→三本槍岳→坊主沼→甲子旭岳→甲子山)

2日目は那須岳の主峰を乗り越えて甲子山方面へ北上する1日。前泊した日の出平を未明のうちに出発した後、茶臼岳で日の出鑑賞。その後は朝日岳、三本槍岳と人の多い賑やかな縦走路を進むも須立山、坊主沼方面のコースに入ると一転して静かな道程に。今回の登山のメインの一つでもあった甲子旭岳のバリルートの往復に肝を冷やしつつ、この日は甲子山まで進みました。
那須岳から二岐山その3(甲子山→甲子峠→大白森山→小白森山→二岐温泉→御鍋神社から二岐山往復)

3日目は二岐温泉までの縦走と二岐山の山頂往復がメイン。この日は終始曇りもしくは小雨の予報で、甲子山を出発する時点で既に重い雲がどんより。甲子峠から大白森山のきつい登りをて経て一杯山、小白森山と進むも全体的にガスが多く展望はいまいち。二岐温泉下山後は既に昼過ぎだったので行動終了……の予定でしたが、翌日は丸一日土砂降りとの事だったので、翌朝で登る予定だった二岐山の往復を前倒しでこの日の内にこなしました。
那須岳から二岐山その4(御鍋神社→二岐温泉→二岐バス停)

最終日は二岐山登山のつもりでしたが、前日登ってしまったのでこの日はただ帰るだけの日に。土砂降りの中をバス停がある二岐温泉まで歩いた後、バス待ちの時間を利用して大丸あすなろ荘に日帰り入浴し、バリエーション豊かな様々な湯船を堪能。その後はバスで東北本線の鏡石駅まで移動。お土産を買い込んだ後、電車を乗り継いで帰宅しました。
今回の登山難度
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 行程の長さ | D(実質3日間行程) |
| 起伏の激しさ | D-(登りきつい甲子旭岳と二岐山は空荷での往復なので割と楽) |
| 道の悪さ | C(甲子旭岳の登りはバリで歩き辛く、その周辺も若干藪気味。 ただし、それ以外の区間は二岐山含めて比較的歩きやすい。 特に茶臼岳~三本槍岳の前後はハイキングコース同然に道良し) |
| 気候の厳しさ | B+(朝方は氷点下3度) |
| 水場の少なさ | B(2日目の甲子山手前まで無いのでスタートは水満載で辛い。 それ以降は特に困らず) |
| その他要素 | 後半は雨を気にしながらの登山で落ち着かず。 熊っぽいガサガサも多めで緊張する場面も。 |
| 総合ポイント | 41点(ロングの前の足慣らしとしては丁度良いレベル) |
PR(山と高原地図の紹介)
三本槍岳~甲子山〜二岐温泉までの人通りが少ない区間を歩く場合は勿論ですが、那須岳近辺はコースが多く錯綜気味で若干分かりづらい所がありますので、地図を用意しておくのが無難です。
